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熟年クラブ連合会
     活動報告  (最終更新日 : 2019/02/15)
2017年12月号

2017年12月号 (2017/12/15) 二〇一七の終わりに ~新規に二クラブが加入~

 今年も残り少なくなりました。そこで、今年の熟連を振り返ってみます。
◎熟連第三十八回定期総会
 一月三十日(月)当会サロンにて開催された。出席は十六クラブ二十二名が出席。
 上野美佐男会長から推薦された玉井須美子副会長が議長となり、書記には日本語に玉田伯夫書記理事とポルトガル語に新宅会計士が任命された。玉田伯夫書記理事により二〇一六年度事業報告が読み上げられ、決算と二〇一七年度事業計画予算案も承認された。
◎恒例事業もつつがなく実施
 三十二回を迎えたゲートボール大会や四十一回を迎えた芸能祭、さらに二十三回を数えるカラオケ大会といずれも無事に終了。しかし、参加者の減少が今後の課題として残る。
◎新規に二クラブが入会
 何と言っても今年一番のニュースはパラー熟年クラブとピラール・ド・スール老人会の新規加入。上野体制二年目の特筆すべき出来事だ。一月にはパラーとの交流も計画されている。
◎熟連交流旅行
 二月五日、第一回役員交流インダイアツーバ親和会へ。上野美佐男会長、中川浩己文化理事、鈴木京子シニアボランテイア、畠中事務局長の四名。水の博物館、貯水池を見学。例会には約六十名が参加。
 五月十一日、鈴木シニアのノーバエスペランサ出張に、熟連の役員五名が同行する。十時四十分発の夜行バスで出発。翌朝八時に到着。ホテルで一休み。その後、町を見学し十一時に例会参加して、その日の夜行バスで帰聖。
・六月二十日三回目の役員交流はジュンジアイ睦会へ。参加者は玉井副会長、辺原副会長、西丸書記理事、中川文化理事、鈴木シニアボランテイアの五名。例会には約七十名が参加。
◎熟連親睦旅行
 十月五・六・七・八日と三泊四日でゴイアス州リオケンテ温泉に。ぶくぶくと自然に沸く温泉プールで温泉三昧の三日間。
◎教養教室も充実
・熟連で現在開かれている教養教室は、全部で十六教室。教室によっては増減があるがほぼ盛況。会員の生きがい作りの場となっている。 その他、大山先生のマッサージ治療が月二回。林アンドレ先生の無料法律相談が第一と第三木曜日の九時から月二回。
◎大切な方々が逝く
・イタケーラ寿会の会長で熟連クラブの相談役であった小坂誠氏が一月二十一日、入院先のSBC病院でお亡くなりになった。氏は二〇〇二年から熟連の会務に携わっていた。また氏は地元カルモでは桜公園の守り役として活躍され、常にモラロジーの理想で行動しその穏やかな性格は皆に好かれていた。享年八十三歳。
・モジ中央日会老人部代表で熟連書記理事の西丸俊子さんが八月十六日肺炎でお亡くなりになった。西丸さんは昭和四年生まれ、香川県出身。一九五八年渡伯、二〇〇二年から二〇〇四年までモジ中央日本人会の老人部部長として活躍、熟年クラブでは二〇〇一年からさまざまな会務を亡くなるまで勤めてくれた。享年八十八歳。
◎熟年クラブ連合会サロンでの催しもの
 第九回マージャン大会が三月二十日、十回が八月二十日、熟連サロンで開催。参加者はいずれも三十二名。
 第三十二回今年最初のビンゴ大会が三月三十一日、三十三回が十月三日(火)に行われた。参加者は二回とも約百五十名以上。カラオケの機械が藤瀬圭子さんより寄付された。
 第十七回ミニカラオケ大会が五月三十日八時から熟連サロンで行われた。参加者は百十名で今回は新人が十三名参加してくれた。審査員は石原正子先生、島田オルランド先生、黒木美佐子先生が担当した。実行委員長は森博管理理事、副実行委員長は辺原良子副会長が務めた。
 第八回地蔵祭りが八月十八日十二時から行われた、導師は仏心寺の半田慈照導師が務め、先亡者法要及び供養が行われ、約四十名が参加した。
 第四回熟年祭りが九月三十日に行われた。当日は百十八名が参加し、今年は辺原良子副会長の好意で御子息の辺原徳幸医師共々、血圧と血糖の検査が行われた。


人生の楽しい学びの場

熟連文化理事 中川浩巳
 熟連では定期的に開催されている教養教室が十八部もあります。
 時間的に午前中と午後からと分かれて、また曜日として第一週、第三週と隔週でやる教室もあります。
 だいぶ前になりますが、南米日系社会高齢者対策福祉事業セミナーが、サンパウロ日伯援護協会主催、JICA国際協力機構の後援でありました。
 南米に在住する日系人、また日系施設を利用する高齢者の増加により、高齢者対策は大きな問題になっています。ブラジル国及び南米各国の福祉医療団体による相互のまた日本との福祉ネットワーク作りを促進し、福祉医療の知識と経験、情報の共有をすることによって、高齢者問題の対応を進め、各地における高齢者福祉サービスの向上を目的として開催されました。
 また、JICA訪日研修生、JICA派遣ボランティア、その他の訪日研修経験者などの知識の活用においても大きな効果があると期待され、援協福祉センター五階の大きなサロンで行われ、それは大したセミナーでした。
 その折、アルゼンチン、ボリビア、パラグアイ、ペルー、ウルグアイ各国から出席された人達全員で我がブラジル日系老人クラブ連合会を視察に来られました。その時、廊下の黒板に書かれた一カ月の日程表を見て、いろいろな教養教室があることに大変驚かれたこと。「自分達の国では教室を開いても、指導者がいなくてはどうしようもない。ブラジルはいろんな指導者が居られていいわね…」などと口々に言われたことが今でも思い出されます。
 その時、私は援護理事を務めており、ブラジル日系老人クラブ連合会より代表として出席しておりました。こんなに多くのいろいろと学べる教室がある所は南米広しと言えども他にはないのでは、と思いました。
 「健康表現体操」「踊り教室」「コーラス教室」「民謡」「練功」「ポ語」「日本語」「カラオケ教室」「マージャン教室」「カラオケダンス教室」「絵手紙教室」「書道教室」「俳句教室」「川柳教室」「百人一首教室」「名画友の会」「なつめろの集い」など。
 私達はあまりにも恵まれすぎた環境の中で、気が付かずにいる人が多く居るのではないでしょうか。あなたもその気になれば、何か自分に向く学びがあると思います。
 目の前にこんな立派な学びの場所があるのです。熟年クラブの会員として残りの人生を大いに楽しみ、悔いのない人生を送りましょう。
 新しいことに挑戦すれば、また新しい良いことが生まれてくるのです。何もせずに居ても楽しみは生れてきません。自分の考えで一歩二歩と少しずつ進んで行けば、明るい生活とあなたの人生は輝きに満ちてくることでしょう。
 今年も熟年クラブでは会員の皆様のお陰で恒例の熟連行事(ゲートボール大会、芸能祭、カラオケ大会、年に二度行うビンゴ大会、熟年祭など)を無事に済ませることができました、どうもご協力ありがとうございました。
 会員の皆様、どうか体に充分注意されて、良い新年をお迎え下さいますようお祈り致します。


モジ老人会だより

モジ中央日会老人部 建部春子
 モジ中央日会老人部の十一月の例会は第三木曜日の十六日に会員のよる紅白歌合戦と合わせて行われました。
 十二時から会員有志の方々が作って下さる昼食を頂きました。この日の献立は混ぜご飯とかき揚げ、漬け物で大変美味しく頂きました。
 その後恒例のビンゴを楽しみ、一時半から紅白歌合戦を行いました。審査員には日会の会長、副会長をお願いし、私も加わり、三人で行いました。
 赤組、白組が代わるがわる歌い、熱戦が続きます。途中、健康体操部員六名による体操や踊り部部員による団体、舞踊もあり、大いに盛り上がりました。もちろん、我が会の希望の星、松谷律子さん一〇一歳も「つわ蕗の花」を元気に歌われ、大会に華を添えてくれました。
 結果は紅白同点で引き分け。三時半には閉会となりました。
 また、二十六日には日会の紅白歌合戦もあり、その大会にも大勢の老人部員が参加し、いずれも歌ざんまいの楽しい一日でした。


楽しい一日

ジュンジャイ睦会 長山豊恵
 去る十一月十二日、ジャバクアラ修道院にて「バザーがあるから踊って欲しい」との話があった。睦会芸能部は西会長のお世話で、踊りに行くことになった。
 朝十時の出発ということだったが、時間を間違えて少し遅れて十六名でバンで出発した。ついて見るとちょうどお昼の時間で、たくさんのお客さんで一杯だった。まずはお昼をすませてから、ということで、メーザ(テーブル)を探すがどこもいっぱいで座る席がない。あちこち歩いて、奥の焼そばを売っている所へ行って、ようやく座る所が見つかった。お弁当や焼きそば、お寿司などみんなそれぞれ好きなものを買って昼食を済ませる。私は焼きそばを買ったが、とても美味しく出来ていた。友人はお弁当を購入したが、これも美味しかったとの事。
 午後から早速、踊りの披露。「道内ナット節」「丘を越えて」の二曲を踊りました。さらに岡部さん、西さん、嘉悦さんの三人がカラオケを歌いました。最後に全員で舞台に並んで記念撮影。
 その後は自由にソルベッチ(アイス)を食べたりしながら少し休んで、バザーの方を見に行きました。色々と品物があり、野菜まで並んでいました。
 空は雲一つない青空で天気にも恵まれ、無事、楽しく過ごしてきました。同行した仲間の人たちは買い物を手に「楽しい一日だったね」と話しながら、帰りました。


ピラールが入会しました

JICAシニアボランティア 鈴木京子
 十一月二日と三日に今年入会して頂いたピラール・ド・スールに行って来ました。三日は九時から老人会が始まるので、ピラール・ド・スールにいるJICAシニア宅に一泊し、その夜は老人会の会長初め、婦人会会長、APPC会長が来て下さり夕食会でピラールの意味を教えてもらいました。
 次の日は、午前中はストレッチや棒体操と何といっても大切な呼吸と笑いをしました。その後、皆様の一品持ち寄りの楽しく美味しい昼食でした。午後はゲームで二チームに分かれリボン結びをしました。どうしても結べない方や片結びになっている方などいましたが、笑いながら楽しくできました。最後にリズムゲームで盛り上がり皆様大笑いで終わりました。
 十一月十日はサウデー文協老壮部です。今回は二回目です。軽食を頂いてからゲームや体操をすることになりました。誕生会のケーキがとても優しい飾りでしたので、「何処で買われたの?」と聞くと会長の娘さんの手作りでした。美味しいケーキを頂いた後、ゲームに移りその時、膝に負担をかけないで座る方法もやり、次にリボンゲームやリズムゲームなどを笑いながらやりました。いつも黙ってあまり話をしない方が帰りにはとても明るい顔になっていたので、驚きと同時に嬉しく思いました。
 十一月十二日はパウリセイア鶴寿会です。この日は敬老会で家族の方々も参加していました。八十歳以上の方が招待者でしたが、自分で来ることが出来ない方が多くなり、不参加が多いのは残念でした。ここは始めての会でしたので辺原さんに会い心強く感じました(辺原さんが子供達の踊り担当)。昼食後、呼吸と笑いをやりました。また、一分立ちや脳トレの指の運動やジャンケンをやり、ジャンケンは笑いながらも皆様上手でした。次に子供達の踊りで、本当に舞台に上がっているだけでも可愛いし、踊りがわからなくなると辺原さんの顔を見る姿がいじらしく思えました。
 十一月二三日(木)と二八日(火)はシャロム(利用者さんとボランティアさんは火と木は違います)のディサービスです。送迎は家族の方達です。利用者の方、三人にだいたい二人か三人の介護のボランティアさんがいて、また気候により気分にムラがある方や障害の方達に笑顔で接する姿に感心しました。料理担当の方達も介護の方達と同じ人数で、利用者さんと介護の方達の栄養を考えて美味しく暖かいものは暖かく出してくれる心に感謝です。ゲームや棒体操などをやってきました。
 十一月二四日と二五日はサントスです。厚生ホームでは、二二日からバザーがあり、二四日は最終日で後片付けの邪魔にならないように、JICAシニアボランティア(與那覇さん)の部屋で靴下人形を教えました。私の住まい宮城県で津波に流され何も出来なくなった(農業や漁業)婦人の方々が復興と生きがいの為に小野ちゃん(小野地方)人形を作り、全国に普及した靴下人形です。五時半頃、與那覇宅に着き、日本移民像を案内して貰いました。四回目(サントスには三回来ています)で始めて見てきました。次の日は九時頃椅子に座って出来る体操を見ながら一緒にやり、十時に笑う事とゲームなどやり、午後二時にサントス白寿会で、オカリナと笑いと指体操などやりました。その日は誕生会で九九歳(白寿)の方の誕生日でした。白寿会で白寿の祝い。素晴らしいです。
 十一月二九日はUSPで老齢大学のサークルのアクティビティの発表がありました。皆様ブラジル人でポルトガル語だけでしたが、楽しく笑ってきました。


「なつメロ合唱の集い」解散の辞

田辺豊太郎、五十嵐司
 一九九九年の七月、大勢の参加者を集めて発足した「なつメロ合唱の集い」も最近は日を追うごとに高齢化による会員数の激減には如何ともし難く、今年末をもって十八年にわたる活動の幕を閉じることとなりました。
 思い起こせば、この会の誕生は田辺がふと、邦字新聞に寄稿した「コロ二ア生活と懐メロ」と題する短文が発端になったもので、その昔、ブラジルへ移住した一家が奥ソロカバーナ線の植民地に住んでいた少年時代、父親がいつも昼間の仕事の疲れを癒すピンガの晩酌で一杯機嫌になって、よく唄った「♪船頭小唄」の一節 「♪俺は河原の枯れ薄(すすき)、同じお前も枯れ薄……」や「金色夜叉(こんじきやしゃ)」の名文句、調子のよい「♪安来節」などのこと、そして八歳年上の姉も負けずに歌っていた唱歌の「♪夕焼け小焼け」や「♪青い目をしたお人形」など、忘れられない昔話を書き綴った末、同じような思い出を持っている方がもしいたら聞かしてほしい、と書き添えたところ、思いがけない反響があって大勢の、そして高齢の方や他州や遠隔の地からも連絡がありました。
 この人たちが後日、一堂に集まって結成されたのが「なつメロ合唱の集い」で、初期は街のレストランでの集会、間もなく老ク連に入れて頂き今日に至りました。
 私たちの会は大正・昭和初期のロマンチシズムを散りばめた美しい歌詞とメロディをこよなく愛する人たちが守ってきたクラブでした。
 しかしながら、上に述べたような事情で惜しくも終焉を迎えることになりました。なお、少数となった会員は創生期から姉妹関係にある「名画友の会」や類縁の「抒情歌の集い」あるいは「サンパウロ清談会」などに合流し、熟連内にとどまることになっています。
 ご報告の結びにあたり、長きにわたって関係者の皆様から寄せられたご好意とご支援に対し、厚く御礼を申し上げます。


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