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熟年クラブ連合会
     活動報告  (最終更新日 : 2019/02/15)
2018年3月号

2018年3月号 (2018/03/13) 第十三回マージャン大会、会員以外も多数参加

 二〇一八年二月十八日(日)、本年最初のマージャン大会が熟連サロンで行われた。本来は三月十八日に行われる予定だったが、大矢先生の都合で一ヶ月繰り上げて二月に開催した。急な日程の変更で、人集めに苦労したが最終的には皆さまの協力で、今までで一番多い十卓、四十名の参加となった。マージャンは四人一組でやる競技(遊び)のため、一人欠席しても成り立たない。うっかり忘れたとか、急に体調を崩したという人が毎回必ずおり、全員が揃うまで気がもめる。しかし蓋を開けると、終盤一気に盛り上がり、今までにないほどの盛況だった。
 熟連の教室は女性陣が多いのが常だが、マージャンの教室だけは男性陣が圧倒的。また、今回の大会では、半分ぐらいが熟連の会員外の方々だった。これを機会に熟連の会員になってくれるとうれしいのだが……。
 また、マージャン好きは、四人集まると阿吽(あうん)の呼吸で試し打ちが始まる。こうして、初めての人たち同士でも自然に打ち解け、楽しめるのもマージャンのいい所だろう。
 九時三十分から大矢進貞主管の熟年クラブマージャン特別ルール説明が二十分ほどあり、その後開始。
 三十分を一回として、一回戦が終わるたびに抽選してメンバーが入れ替わる。五回戦を戦って最後に全部採点して最終点数が出るようになっている。
 賞は一位、二位、三位、大波、小波、ブービー賞と平和賞、そして最後に役満賞である。一回での最高得点は不破さんだったが、優勝にはいたらなかった。また今回は岩崎さんが役満で四暗刻を上がったり、大変面白い大会であった。全試合、四時には終わり、賞品を渡したりして四時半にはすべて終了。勝った人も負けた人も次回のマージャン大会を楽しみに帰っていかれた。
 結果は一位・川井さん、二位・角谷さん、三位・菊池さん、大波賞・信さん、小波賞・石尾さん、ブービ賞・雨ノ宮さん、平和賞・小林さん、役満賞・岩崎さん。


人生行路もまた楽し

熟連副会長 中川浩己
 一月も風の如く去り、二月は矢の如き過ぎ行き、時の流れは目に止まる事もないほど早く過ぎて行きます。長年熟連で副会長を務められました玉井須美子先生が勇退されまして、相談役になられました。本当に長い間お疲れ様でした。今年度は上野会長が再選され、二期目を務める事となりました。そして旧役員もそれぞえ肩書きが変わったり、新しく理事三名、監査四名が加わり、この新構成で、すでに熟連丸は出航しております。上野会長にしっかりと舵を取って頂き、安全な航海であることを願っております。
 昨年は交流事業として、まず二月五日にインダイアツーバ親和会を訪問致しました。実際に赴(おもむ)いて、会員の皆様と話しあって見ますと、人間関係や会の雰囲気がわかります。例会の始まる前に役員の方と市内見物もしました。インダイアツーバはゴミ一つ落ちていない美しい工業都市でした。例会はどこの会よりも男性の方が多くいられたのが印象的でした。例会後、昼食となり、会長はじ
め全員の皆様の心のこもったごちそうをありがたく頂きました。
 三月二十日はみずほ福寿会へ玉井先生の踊りのお弟子さんと訪問しました。ここでも皆様とても元気で、一緒に踊り、例会の後のビンゴも楽しく、昼食は会員の皆さん手作りの炊き込みごはん。とても美味しく、印象に残りました。三月三十一日は本部サロンで二〇一七年度の第一回目のビンゴ大会。四月二十六日はグランデABC老人芸能祭に招待を受け、今は亡き西丸さんと畠中さん、私・中川とで出席致しました。これが西丸理事との最後の思い出となりました。ここは土・日ではなく「セマナに芸能祭?」と思いましたが、「セマナの方が会館を使いやすい」との事で、「なるほど!」と思いました。
 五月十一日から十三日はノーバエスペランサ緑会に行きました。寝台バスで一夜走り早朝に着き、出迎えの人達が待っていて下さり本当に感謝の思いでした。上野会長以下五名でお伺いし、会員の方が経営しておられる縫製工場を見学して会場へ。途中、お話を伺った所、会員が年々減少してゆくことが悩みとの話。どこも同じような状況だとなぁと思いました。
 五月二十七日は連合スタジアムでGB大会を開催し、五月三十日は本部サロンでミニカラオケ大会。六月二十日はジュンジアイ睦会の創立四十周年記念式典に本会より五名が出席しました。七月三十日は熟年クラブ主催の第四十一回芸能祭を静岡県人会館で行い、特別ショーとしてコロニアの歌手・西村たけしさんを招いて大いに賑わいました。八月十八日は地蔵祭り、九月三十日は当会サロンで熟年祭りを行いました。年々参加者が多くなり、賑やかでした。十月二十九日、熟連主催のカラオケ大会が静岡県人会館で行われました。
 また今年になり一月十三日から十五日はパラ州のベレンの熟年クラブの創立四十周年記念式典に招待を受け、上野会長、玉井、広瀬、相沢、中川それにシニアボランティアの鈴木先生も出席させて頂きました。諸石会長、下小園さんにはベレン空港までお出迎えを頂き、ベレンの観光地を案内して頂きました。式典は、大変立派な汎アマゾ二ア日伯協会神内講堂で行われ、続く演芸会では、花柳流の舞踊で幕開け。コーラス、詩吟、習字のショーやカラオケなどと盛りだくさんで、いずれもレベルが高く、本当に感心致しました。次はベレンの皆様もどうぞサンパウロに遊びにいらして下さい。心からお待ちしております。
 なおベレンに限らず、昨年も多くの地域を訪問し、いずこでも現地の皆様に大変よくして頂き、改めて御礼を申し上げます。
 どうぞこれからも会員の皆々様のご支援とご協力を心からお願い申し上げます。今年も仲良く、元気よく、お互いに健康に留意してがんばりましょう。


熟連二〇一八年事業計画案

①一月三十日 第三十九定期総会を熟連サロンで開催。
②二月十八日 麻雀大会を熟連サロンで開催。
③四月三日 親睦ビンゴ大会を開催。
④五月二十六日 第三十三回ゲートボールふれあい大会を連合スタジアムで開催。
⑤五月二十九日 カラオケ教室を中心に第十 五回ミニカラオケ大会を熟連サロンで開催。
⑥七月二十九日 第四十二回熟連クラブ芸能 祭を静岡県人会サロンで開催。
⑦八月十七日 地蔵祭りを熟連サロンで開催。
⑧八月十九日 二回目の麻雀大会を開催。
⑨九月 二回目のビンゴ大会を開催。
⑩九月二十九日 熟年祭りをサロンで開催。
⑪十一月十八日 第二十三回親睦カラオケ大会を静岡県人会館で開催。
◆会館では各種教室を定期的に開き、会員の生きがいとする。
◆他クラブとの交流と地域の見学などで、見聞を広げる為の交流旅行として、その他に親睦の為の小旅行も数回行う。
◆各熟年クラブへ五月まで鈴木シニア・ボランティアを派遣する。七月から新しいシニアボランティアの先生を派遣する。要望があれば臨時他の講師も派遣する。
◆鈴木先生の指導者研修会を帰国前に行う。
◆会員の親睦と啓蒙のために熟連機関紙「老壮の友」を毎月発行する。
◆サロンの空き時間を利用して、出来るだけ講演などの催し事を開催する。
◆今年も年末助け合い募金をして、福祉施設に寄付を贈る。
◆会員のために日本語書籍、CDなど文化方面の便宣を図る。
◆サンタ・クルース医療保険(PLASAC)など保険の取り扱い事務をする。
◆福祉センターの宿泊施設やサロンの利用で運営資金の一助とする。


初体験の二月

JICAシニアボランティア 鈴木京子
 「エッ、リオに行ったの?」「よく無事に帰れたね。」と、皆さんに言われます。「大丈夫だったわ。危ないところに行かないし夕方は外出しないし、窓から見ていたわ。」「それが危ないのよ。窓の側は、流れ弾にあたる人もいるのよ。」「えー、本当に?」今になって怖くなりました。リオのカーニバル見物と観光は(二月十日から十二日)皆様にすると無鉄砲に他ならないとのことだが、知らないことは良い事で無事に何事も無く帰って来ました。
 二月七日、十四日、二十一日と熟年クラブのサロンでストレッチ教室です。
 二月十七日は、リベロン・ピーレス錦友会です。今回はスムーズに電車に乗れて、時間通りに着きました。(二回目以降訪問の会は名前と月日だけです)。
 二月十八日は、リベロン・プレット壮寿会です。辺原副会長の車で五時間ぐらいかかりプレットに着きました。昼食する店を探しましたが日曜日で大半の店が閉まっていて「セントロに行ったら、開いていると思うわ。」と、辺原さんが探してくれた店に入りました。とても感じが良い店で、ピアノ伴奏もしていました。その日は暑かったので「ビール飲みますか?」と言われて、「はい。と言いたいところですが、それは無理、今から仕事です。」「そうね。」「お腹一杯なうえに、ビールなんて飲んだら、寝てしまいます。あはは」二人で会話が弾みます。五時間も車の中で話をしてもまだ、話はつきません。女性は話が好きですね。
 昼食をすませ時間は早いのですが会館に行きました。会館が二つ並んでいるので迷っていると、丁度ご夫婦の方たちが車から降りて来たので「どちらから、入りますか?」「こっちです。」と言われて一緒に着いていきベルを鳴らすと、着物姿の女性が鍵を開けてくれました。
 二つ会館があって真ん中に台所(?)、庭もあり大きなサルビアの花が咲いていました。「会員の方たちが集まるまで時間がありますので、踊りを見ませんか?」と、大庭会長の言葉に喜んで見に行き、踊りの先生がサンパウロから来て教えていると知り素晴らしいと思いました。
 皆さんが踊っている会場に行き、なるほど踊りの生徒さんなので、着物姿だったと改めて思いました。上手な踊りを見せて貰っていると時間が立つのも忘れ、呼びに来られて老人会の方の会場に行きました。
 どちらも舞台がある大きい会場でした。 二時から老人会でしたが、少し遅く始まり会長の言葉の後に私の時間で、皆様で椅子に座ってストレッチと思いましたが、いざ椅子を並べて座って貰いますと、隣同士の間隔が狭く余りストレッチが出来ず、呼吸法と脳の働きを良くするゲームにうつりました。
 ゲームをやっている途中に低血糖症状をおこして具合悪くなった会員の方が居て、様子を見ながらゲームを進めましたが、少し早く軽食をとることになりました。
 二時からの会ですので、皆様昼食をとってきていると思っていましたが、食べてきていない方もいると後から聞かされ糖尿病治療の方達の対応を考えさせられました。
 軽食後にオカリナを吹いて故郷を歌おうとしましたら、椅子の座り方が悪くて椅子ごと倒れた人がいて、その方を助けようとした人も倒れました。どちらの方も大丈夫と言っていましたが、後から痛くならないと良いのにと思った日でした。     人を助けるのは難しいとわかっていても側にいると、とっさに手を出してしまいます。私も助けようとし、自分も転んで膝を痛めてしまった経験があります。今後の対応の仕方を勉強しなければと思いました。
 二月は旅行、リベロン・プレット訪問、友人の子供の誕生会等、初めての経験で驚きと楽しさが入り混じった月でした。


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