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(最終更新日 : 2019/02/15)
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2017年2月号
2017年2月号 (2017/02/11)
俳句
(選者=樋口玄海児)
山の端に猿顔出すや農始め
台所こんな処にかたつむり
夏痩せや七日で止まるダイエット
韓国の食材揃え年用意
忘年会昼酒に酔ふ熟女どち
【森川玲子】
(評:一句目。田舎に住んでおられる作者。自然の中に生活しておられる回りの写生句。美しい句。このような句はなかなか生まれない。)
大ぶりのガラスの器夏料理
新年会思はぬ人のかくし芸
よき集ひよき友のあり納め句座
旅を来てグラス触れあい年忘れ
【大原サチ】
(評:一句目。大きなガラスの器に盛った夏料理。いかにも涼しい夏料理、また、おいしそうに盛られている夏料理。夏料理の美しい姿が目に見えるようだ。二句目。新年会でのかくし芸に皆、笑いこける姿。皆大喜び。)
来る年も生きる覚悟の新手帳
咲揃ふ越年の夜の女王花
朗々とカルタを読まむ柚子初湯
愛犬の踏台作る年の暮
【田中保子】
(評:一句目。八十歳過ぎの人の句。元気、本物でしょうね。目出たし、目出たし。この調子だと百寿まで大丈夫。)
厨には太字をかけて初暦
雨が好きお湿りが好きかたつむり
休日は土日だけとやクリスマス
折紙の聖樹に小さき星を付け
【畠山てるえ】
片言の葡語の買出し街師走
インコ芭蕉まだ二つほど嘴(はし)開き
インコ芭蕉天狗のうちわめきる葉も
【香山和栄】
宮様の忌帳に署名春惜しむ
風は夏娘等伸びやかにビーチバレ
メロン切る東北伯産シールあり
【清水もと子】
餅のない正月移民の初期なりし
夕方となりて味わうおこわめし
遠くより年始に妹来たりけり
【寺田雪恵】
インジオの住みし過去あり夏の山
インジオのつけし名ばかり夏の山
登る日に血葉木は色を増し
農園のゴーヤの一番花黄色
ヨーロッパナスビの花は太かりき
【樋口玄海児】
短歌
(選者=新井知里)
バレットス老ク寿楽会四十年皆んなで祝う今日の喜び
起きるたび空を見上げるくせになり久方ぶりに良い雨が降り
日本に着いた夜には皆んな寄りスキヤキをして夕食を頂く
【バレットス寿楽会 池田正勝】
(評:御高齢なのに訪日なさったりしてお元気なことに驚いています。)
東京で十一月に降る雪を五十四年ぶりと空をながめる
降る雪をあかず眺めているうちに遂にとび出し全身に受け
十年ぶりに全身にそそぐその雪は大小さまざま実に美わし
【セントロ桜会 大志田良子】
(評:大志田さんもこの冬に訪日され驚いています。お元気で。)
年ごとに日本の正月遠のいて年越そばと雑煮は残る
寝苦るしい夜をすごした早朝にあかね空見て涼風感じて
暑い日にそうめん食べる食卓に紫蘇ねぎ茗荷ある幸せが
【サンパウロ中央老壮会 尾身千枝子】
(評:先輩移民のおかげでしょうか、ほとんどの和食の材料がそろい、ありがたいですね。)
新年に子孫曾孫みな揃い上がる歓喜に幸せが来る
生かされし幸せありがたく胸にしむ庭かけ廻る曾孫ら見て
招きし友を見送るごと咲き呉れし月下美人のおくゆかしさよ
【サウーデ文化協会老壮部 山田かおる】
(評:子孫が広がることは嬉しくありがたいことですね。喜びが伝わってきます。)
移り来てトマテ一筋無我夢中移住一代夢と過ぎたり
大勢で餅つき忘年会全会員食べて騒いで皆餅貰い
恙無く新年迎へ神佛に無病息災老夫と祈願
【インダイアツーバ親和会 野村文恵】
(評:新年は神に祈願することがいろいろありますね。一番は無病息災でしょうか。願いが叶いますように。)
乃木将軍の下で旅順で戦いしと騎兵でありし祖父は誇れり
ゴヤベラの坂より眺む対岸のフレームは夏空の下に広がる
珍しき蕗をいただき皮をむく案ぜし程には手間のかからず
【スザノ福栄会 寺尾芳子】
(評:蕗は和食の中でとても懐かしい食べものです。そして祖父さまのこと誇りです。)
篭り居の窓より見ゆるさるすべり新年近しほころび初める
食べこぼし多くなりゆく吾を見てエプロンをかけたらと孫の言う
めくられし暦はコスモス畑にて窓よりの風にさゆらぐ如し
【スザノ福栄会 原君子】
(評:ちょっとした日常のことが楽しく詠まれています。)
ナタールの買物客があふれいて師走の街は不景気知らず
俄雨来たりて町にあふれたる人らあわてて店にとびこむ
雨が来て寒くなりたる町中をコート着る人襟巻する人
【スザノ福栄会 杉本鶴代】
(評:師走の町の様子がよくわかります。気持ちも様子もよく出ています。)
娘が二人近くに住みいて来てくれる只それだけで心満たさる
夫とわれ八十路越えても痛いとこないのが幸せ神に感謝す
何するも意見の合わぬことはなく老いてもふたりの暮らしおだやか
【スザノ福栄会 青柳ます】
(評:老いは只それだけで心満たさることが沢山ありますね。お二人で歌を詠まれること素晴らしいと思います。)
車椅子の親子が笑顔ですれちがう秋の日向の小公園
年老いて杖と人手に助けられ歩む姿をいたわしく見る
【スザノ福栄会 青柳房治】
(評:一首目、美しい短歌ですね。情景がよく浮かびます。)
黍畑に入り来し二頭の放れ馬犬に追わせてカマラーダも走る
あの歌もこの歌も古語つかいおり辞書に珍し金版の文字
ポ語はだめサッカーはルールが解らない猫に小判のテレビのチャンネル
【野村康】
(評:猫に小判の慣用句をよく知っていますね。歌によく合っています。)
原産地は豪州ときくユーカリは伸びいちじるし植林に向く
行く行けど山また山に植林のユーカリ青葉夏の日に光(て)る
下草は難ぎ払われて手入よきユーカリ林透けて見ゆるも
【スザノ福栄会 藤田朝壽】
(評:手入れよきユーカリ林の様子がよくわかり、上手に詠まれています。)
空いっぱいはじける花火に願いこめ新年の幸家族と祈る
具の多き雑煮ほめられ悦に入る出汁の取り方母ゆずりなり
屠蘇がわりカイピリンヤで乾杯す和洋折衷料理さまざま
【サンパウロ中央老壮会 三宅珠美】
(評:日系人はお正月の料理も和洋折衷で楽しいですね。いつか出汁の取り方を教えて下さい。)
おぼつかない足どり乍ら確実に卒寿へ向い年あらた
一斉に散りし花火が彩りて二千十七年の年明けんとす
新年の感激もなくなまぬるき雑煮の中のかたき餅を食う
【レジストロ春秋会 小野浮雲生】
(評:三首目の「かたき餅を食う」がいいですね。)
相撲観る日本の相撲が直接に夫と共の至福の時間
【新井知里】
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