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(最終更新日 : 2018/12/14)
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2006年7月号
2006年7月号 (2006/07/14)
木村健一著「うめぼしの詩」より 『うめぼしの詩』
明治四十三年二月、文部省発行の第二期国定国語教科書。尋常小学校国語読本巻五に「第十うめぼし」という詩がある。
梅の一生を人生にたとえた、まことに味わい深い詩で、特に後段の二節は老後生活のあり方を強調したものといえよう。
「うめぼし」
二月、三月花ざかり、
うぐいす鳴いた春の日の
たのしい時もゆめのうち。
五月、六月実がなれば、
枝からふるいおとされて、
きんじょの町へ持出され、
何升何合はかり売り。
もとよりすっぱいこのからだ、
しほにつかってからくなり
しそにそまって赤くなり、
七月、八月あついころ、
三日三ばんの土用ぼし、
思えばつらいことばかり、
それもよのため、人のため。
しわはよってもわかい気で、
小さい君らのなかま入り、
うんどう会にもついて行く。
ましていくさのその時は、
なくてはならぬこのわたし。
この詩に多少の解説を加えるなら、前段の一節は、何もかも楽しく活力にあふれた少年時代。二節は、学業を終えて実社会に出ていく姿をうたったもの。三節は、人間はそれぞれに持って生まれた素質に磨きをかけ、りっぱな社会人として実社会に出て働くという人間修養の姿をうたったもので、しかも「思えばつらいことばかり、それも世のため人のため」とうたっている点に、人間の生き方の基本を教えたものと受けとめてよいのではなかろうか。
いうまでもなく、人生は決して平々坦々ではなく、坂道があり山があり、辛いこと苦しいことの連続である。しかし、それに挫けることなく一生懸命に働き、よい家庭をつくり、子女を養育し、一人前の人間として社会に送り出してやる、それが健全な生活の姿というものであろう。こうしてやっと親の役割を終り、やがて孫も手がかからなくなった時、ふとわが身を顧みれば、わが身はすでに老境に入っているのである。
しかし「しわはよっても若い気で、小さい君等の仲間入り……」と、四節にうたっているように、老人になっても若い気、つまり、やる気を失わず小さい子供等を見守って、その健全な成長を願い、若い世代とも交流して、その間に、長い人生体験から身につけた生活の知恵や、物事の筋道を若い世代に伝え、同時にまた、若い世代から新しいことを学びとっていくべきで、ここに相互の向上も期待できるというものである。
さて最後の五節「ましていくさのその時は、なくてはならぬこのわたし」とは、昔はうめぼしは戦時食として欠くことのできなかったものだから、このようにうたっているのだが、核時代の今日は、世界を壊滅させるような戦争はあるはずもないし、また、起してはならないのだから、ここは「何かことあるその時は……」と置きかえたい。つまり家庭の中に、あるいは地域に一大事が起ったその時は、「なくてはならぬこのわたし」としたらよかろう。この私がおらなくては……という自信と誇り、この有用感こそが老後の生きがいの源泉なのである。このように考えてくれば、「うめぼしの詩」はいよいよ味わい深いものとなろう。
人間は誰しも年をとる。外見も梅ぼし爺とか梅ぼし婆さんなどといわれるようになる。しかし人間の価値は外見ではない。問題は中身なのである。
正しく歩いて来た長い人生航路の苦労が人間の重味を作るのではあるまいか。だから詩人のホイットマンも、「女あり二人行く若きは美わし老いたるはさらに美わし」と、老年美をたたえているのである。
私たちは「しわはよっても若い気」を失わず、これからも進んで若い世代と交流し、身につけた知恵と愛情をもって明るい地域社会づくりに尽すように努めようではないか。また{平素は陰にあって目立たなくとも、「いざ事あるその時は、なくてはならぬこのわたし」であるために、互いに励まし合い、学ぶ意欲を持ちつづけるように努めようではないか。
老化防止と美容に「花梅」
花(草)梅は私たち移住者にとって、梅干の代用として食しておりますので、大変馴染みの深い食べ物です。
原産はアフリカで、エジプトや台湾など熱帯地域で多く栽培されております。
香料や飲料、ジャム、日本人には漬物として用いられており、薬用には真紅になったガクを干したものを使います。
エジプトやインドでは三千年も前から王侯や貴族など高貴な人の秘薬として用いられていました。
このガクには高度の抗菌作用があり、手術後や病気の回復期の人、体の弱い人には好適な民間薬となっています。
血液の浄化作用が高いので、高血圧、糖尿病などの成人病に良く、老化防止、美容に有効です。
庭先などちょっとした土地があれば栽培できます。八月九月が種まきの時期で半月程で収穫できます。また、時期になるとフェイラ等でもたくさん出回りますので、買い求めて、陽光で乾燥させて、貯えておきますと一年中飲めます。ちょっと煮出して、蜂蜜などを加え、お茶代わりに戴きましょう。
なすのペースト
なすは血圧、コレステロールに良い食べ物ですが、ちょっと変わった食べ方を紹介します。
焼きなすを使いますが、焼く前にガルフォ(フォーク)でなすを突付いて穴を開けてから焼きます。冷めてから皮をむき、ミキサーまたはすり鉢ですり潰します。面倒な人はみじん切りでも可。これに以下の調味料を加えて混ぜ合わせれば、なすのペーストの出来上がり。パンなどに付けて食します。
材料:
・なす小6本から7本
調味料:
・オリーブ油大さじ2
・にんにく1片のすりおろし汁
・塩、コショウ少々
・サルサみじん切り小2
・レモン汁小1・5
・マヨネーズ大1
・マッサデトマト小1
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