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(最終更新日 : 2018/12/14)
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2006年8月号
2006年8月号 (2006/08/15)
木村健一著「うめぼしの詩」より 『死んでも命がある話』
高齢者学級の話し合いで、一人の老学生が「私の一番の願いは長生き、その上は、死んでも命があるようにということだ」と言った。すると皆は「それは欲の深い話だな」と大笑いになった。しかし、私は笑いごとではないと思ったので、こんな話をした。
――ある日、良寛様を訪ねて来た部落の八八歳になったという老爺が「わしは百まで生きたい。長生きできるお経があるそうだが、それを教えて欲しい」と言う。そこで良寛様は「もっともなことだ。だが、百歳まででよろしいか」と尋ねると、老爺はしばらく考えて、「何とか、もう五年伸ばせまいか」と言う。良寛様は「本当に百五歳まででよろしいか」と念を押すと、もう三年、もう二年と伸び、最後には答えられなかった。
すると良寛様は「お爺さんよ、入間はみんな持って生まれた寿命がある。それを知っているのは神様、仏様だけだよ。だから寿命は神様、仏様に頂けておいて、今日の一日を大切に暮らすことだよ。嘘を言って人をだましたり、腹を立てたり、悪いことをせぬように心掛け、一生懸命に一日一日を大事に生きて行くことだよ。そういう暮らしをしているとちょううどよい時にお迎えが来る。それが往生で、往生とは逆さにすれば生きて往くということだ。そういう爺さんの生き方は、爺さんが亡くなっても、それを日頃見て育った子供や孫の胸に、残って行く。だから死んでも命があるんだよ――」と教えてくれたと、言う。
後日のこと、私は仏典研究の世界的権威者の長井真琴先生にお目にかかった折り、長生きのお経についてお尋ねしたら、インドにあると言う「一日賢人経」というお経を教えて下さった。
やはり、今日の一日一日を大切に積み重ねること、末は神様仏様に任せることが、往生すなわち永遠の長寿につながると言えそうだ。
一日賢人経(長井真琴・訳)
過去事に心悩ますな
未来のことも願わざれ
過去事はもはや去り果てて
未来はいまだ到らざる
現にあたれる事にのみ
思いをいたせあれやこれ
統一不動の法を知り
一心向上励むべし
今日のつとめにのみ励め
明日の死をば誰か知る
死魔の大軍ありとても
げにや我等に敗れなし
かかる熱意に住しつつ
日ごと夜ごとにゆるみなき人を
一日賢人とよき聖たち讃えけり。
回想法で元気になる
愛知県北名古屋市回想法センター専任指導員 加藤則子
「国語の教科書は、八ナ八トマメマス…でした」「私は、サイタサイタサクラガサイタ…でしたよ」「昔の子どもは青鼻を垂らしてね」「そうそう、袖で拭いてテカテカになりましたね(笑)」。懐かしい話をすることで、人と人とをつなぐ回想法。それは、『思い出話をする、耳を傾ける』というシンプルな関わりです。北名古屋市では平成十四年度から全国初の「回想法事業」に着手し、高齢者の介護予防にカを入れています。今日も北名古屋市回想法センターでは、回想法スクール(全八回コース)の卒業生『いきいき隊』が古い道具や写真を見ながら、懐かしい話に花を咲かせています。
● 認知症予防だけではない効果
そもそも、回想法は一九六〇年代にアメリカの精神科医バトラーによって提唱された心理療法です。その昔、高齢者の話は単なる繰り返しであるとか、前進性がないと捉えられていました。しかし、回想法によって脳が活性化され、表現力・集中力等が増すことで、認知症の非薬物療法として高い効果が実証されると、日本でも医療・福祉分野へ広く普及しました。人生を振り返ることで、「ああ、あの時はよく頑張ったなあ」「そういえば、このことは誰にも負けなかった」と良き思い出に支えられたり、貴重な体験をした人生の尊さを再認識することもあります。回想法は認知症予防だけでなく、懐かしい思い出により、その人を心地よく温かく支える行為であるといえるのです。
● 先生として子どもと関わる『いきいき隊』
近年、核家族化や少子化により、子育ての悩みを抱え込む母親や、習い事や塾通いで多忙な子どもが増え、治安の悪化に伴って公園で集う親子の姿が少なくなりました。それにより、昔のように「悪いことをすると近所のおじさんに叱られた」「ガキ大将がいて子どもなりに社会のルールを学んだ」という機会や、遊びの場も失われてきました。今や学校も週五日制となり、家庭と学校、地域社会が協力して子どもの心を育てることが求められています。
そのため、北名古屋市では『いきいき隊』が「水鉄砲作り教室」や築百二十年の旧家での「昔の暮らし体験教室」を開催したり、小学校の総合学習の先生として活躍しています。物を大事にすること、工夫すること…昔の経験がすべて今の子どもたちの教えとなって息づいています。「思いやりの気持ちをもち続けてください」「好き嫌いしないで何でも食べて、外でたくさん遊んで元気な子どもになってください」隊員の言葉の温かさや重みを感じて、子どもたちの目は輝きました。私のような三十代そこそこでは成し得ない関わり。これからも、その豊かな経験や温かい関わりで、人々を導いていただきたいと切に願います。「いやあ、子どもから元気をもらったよ!」という隊員の笑顔から私たちも笑顔をもらい、地域全体が元気になっていくような気がします。(「全老連」第三〇八号より)
キャベツを食べよう
キャベツを一個買うと、一週間でも二週間でもあるという一人住まいの方。それほどキャベツは日持ちのする野菜の一つです。
原産地は地中海沿岸だそうですが、北の寒冷地でも栽培でき、一年中、何処でも手に入る重宝な野菜です。
キャベツにはビタミンA、B2、C、U、カルシウムなど抗潰瘍成分がたっぷりと含まれています。キャベツに含まれているカルシウムは量も多く、しかも吸収されやすく、崩れた組織の補給をして、潰瘍を治すと同時に、骨への補給も促しますので、骨折しやすい高齢者には特にお勧めします。
また、神経を落ち着けますので、寝つきの悪い人、高血圧の人にも有効です。
ビタミンUは抗潰瘍ビタミンと言われているもので、これが大変たくさん含まれていますので自然的に潰瘍の根治を図るためには、キャベツのジュースが最も良い方法です。
また、ビタミンCも潰瘍に有効です。粘膜や内臓の出血を防止します。ビタミンCが不足すると、疲れやすく、睡眠障害を起しやすくなりますが、キャベツを常食することで、これらの防止も出来ます。
その上、美容効果も素晴らしく、キャベツに含まれている色々な有機酸が新陳代謝を盛んにして、肝臓を強くし、各種酵素は腸内の異常発酵を防止して、胃腸を健全にします。このため、整腸、浄血、貧血防止が図られ皮膚の生理は正常化されます。
キャベツを多く常用していると、シミ、吹き出物、が自然に治ってくるのもこのせいです。
千切りキャベツなど生でもよし、味噌汁の具やロールキャベツなどのように煮てもよいし、炒めてもよし。本当にキャベツは料理の幅も広い野菜なのです。
なお、野菜は毎日たっぷり摂りたいのですが、意外に下処理が面倒です。そこでキャベツなどまとめて何枚か下茹でをしておくと便利です。その場合、ちょっと硬めに茹で上げ、すぐ冷水に取って、色止めをしてから水気を切ってタッパーなどに入れておきます。
フライパンでさっと焼いた油揚げのうす切りとからし酢醤油であえたり、サーモンとマヨネーズであえたり、色々と楽しめます。
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