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2009年9月号
2009年9月号 (2009/09/16)
下痢、便秘、胃弱、強壮などに効く 「げんのしょうこ」
ゲンノショウコは山野の至るところや路ばたの草原などに多い雑草のひとつである。
細い茎が四方に這い回り、これに手のひらのような葉がついている。夏のころ枝先に赤味をおびた濃い桃色の花が咲く。
花のあとに、鉛筆の芯のような細長い果実がなるが、この果実がはじけた時の裂け方が変わっていて、ちょうど神輿(みこし)の屋根のように反り返るので「ミコシ草」とも言う。
さて、これが下痢止めの妙薬として昔から人気があり、広く人に知られている。しかも一度使えば効果てきめん、すぐ著しいききめが現の証拠となってあらわれるというのでゲンノショウコ。また効果は「たちまち」というので忽草(たちまちぐさ)、そしてまたイシャシラズにイシャダオシ。葉が猫の足に似ていることから「猫足草」。赤い花が猪口(いのくち)に似ていることから「ベニチョクソウ」などと別名も色々ある。花言葉は「憂(うれ)いを忘れる」。
人が健康を保つには、便通はきわめてたいせつ。通じが過ぎても困るし、そうかといって困難を来たしてもよくない。うっかり、どうかして下痢止めを使いすぎると、ききすぎて困難をきたし便秘となる。便秘のとき通じ薬を使い過ぎると、通じがよくなりすぎて、またぐわいがわるい。
ところでゲンノショウコは少々飲みすぎても便秘にならないだけでなく、便秘のとき少し多量に用いると、こんどは通じがよくなる。下痢、胃痛の時は煎じた熱い湯を、便秘には煎じ汁をさまして飲むと良い。つまりこれは腸のはたらきをうまく調整、コントロールしてくれる整腸剤であるという。また、湯に入れるとあせも、ただれ、婦人病、痔(じ)にも効果がある。
この雑草は、どこにでも生息できるから実の熟れる前、たくさん採って陰干しにして貯えるとよい。有効成分は茎にもあるが葉の方が多いそうである。会員でお茶代りに常用している人もあるが、適度な便通があり、誠に具合が良いとのことである。
関東以北では花の色が白に変わる。そこで東北の人たちはゲンノショウコの花の色は白と思いこんでいるから、九州に来て赤いのを見ると珍しがる。ところ変われば品変わるのたとえ通り、古くから用いられる霊薬の一つだが、意外と知らない人もいる。
(草木歳時記より一部抜粋)
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