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熟年クラブ連合会
     生活・健康  (最終更新日 : 2018/12/14)
2009年12月号

2009年12月号 (2009/12/16) 第二の心臓、脹脛(ふくらはぎ)

 血液は全身の細胞(さいぼう)に酸素(さんそ)や栄養(えいよう)を送り、また二酸化炭素(にさんかたんそ)や老廃物(ろうはいぶつ)を血液に乗せ、大小便として排泄(はいせつ)させる大事な役目をしています。
 これがうまくいかないと疲れ、故障、病気へとつながっていきます。
 昔からふくらはぎは第二の心臓(しんぞう)だと言われています。
 胸にある心臓から血液が送り出され、頭部あるいは手にそして足に向かう血液などがあります。頭や手に向かう血液は、心臓の近くにあるため、楽に心臓に戻ることが出来ますが、足へ流れる血液は心臓から遠く、下部にあるため心臓へ戻すことがスムーズにいきません。
 太ももにも大きな筋肉があり、血液の流れを促していますが、太ももは比較的血行がよく、また、ふくらはぎの上部にあるため、水や老廃物がたまりにくいのです。
 しかし、ふくらは体の下部にあり、血行も悪くなりやすく、水や老廃物が最も溜まりやすい筋肉の場所なのです。ふくらはぎの血流が悪くなると、心臓に負担がかかるばかりでなく、さまざまな臓器(ぞうき)や器官(きかん)にも悪影響を及ぼします。
 インダイアツーバの丸山さんは奥様が喘息(ぜんそく)で苦しむのを見て、ある時、ふくらはぎ、スネ、足指をマッサージしてあげた所、朝まで苦しまずにぐっすり眠れたそうです。それからは毎日ふくらはぎマッサージを続けており、喘息が起きたらすぐにマッサージをすると、ずいぶんと楽になるそうです。
 ふくらはぎを丁寧(ていねい)にマッサージして、老廃物を取り除くことによって、睡眠も深く、故障も早く治り、疲れにくく、思考力も冴えるそうです。驚くほど体の調子が良くなるそうですから、皆さんもどうぞお試し下さい。


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