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熟年クラブ連合会
     生活・健康  (最終更新日 : 2018/12/14)
2011年6月号

2011年6月号 (2011/06/10) 膝痛が治った

モジ中央日会老人部 西丸俊子
 二〇〇六年頃より立ち座り歩くことが困難になり、診察を受けました。シャッパ(レントゲン)を何枚も撮り、丁寧に診て頂いた結果は骨と骨の間の軟骨がすり減り、これがなくなると「手術するしかない」と言われました。一生、車椅子で終る人もいるとも言われました。どうにかして手術せずに治したいと思い、色々話を聞きました。
 牛の足から取るモコトも作ってみました。でもこれはコレステロールが上がると言われ、結局、鳥の足に替えました。五年近く続けているうちに少しずつ痛みも取れ、旅行にも行けるようになり、日常の生活に事欠かぬように動けるようになりました。
 NHKで手術で軟骨を取り出し、培養して元に戻し治ったというのを見て、私も軟骨が形成され、ある程度もとに戻っているのでは…と思いました。
 先日、老ク連で皆と話している時、膝痛の人が多いのに驚きました。ぜひ、皆さんも試してみて下さい。
 作り方はプレッソン(=圧力鍋)に一㎏の鳥の足(爪を切りきれいに洗ったもの)を鍋に並べ、玉葱、ニンニク、生姜、唐辛子、サルソン他何でもいいんです。人参、ねぎ、トマトなど何でも鍋一杯にしてひたひたまで水を入れます。
 塩大さじ一杯、カレー粉、自分が常に使っている調味料を入れ、ふき上がってから一時間とろ火にして煮て火を切ります。これをミキサーで二分回すとトロトロになりますのでペネーラ(=網)で超します。アッサデーラに一杯できます。冷蔵庫に二十分位入れますと固くなりますので、これを二十八~三十二個に切り、一つずつ包んで冷凍し、毎日一個ずつ食べます。
 食べる時は一切れにコップ一杯のお湯を加えます。溶けるとリンニヤツサとか大豆の粉とか、毎朝食べている通りにして飲みます。毎日続けたことが私には良かったです。


ご存知ですか?「味覚障害」

 何を食べても味がしないと感じたり、何も食べていないのに口の中が苦く感じたりすることはないでしょうか。また、食事を作って「味が濃い」と言われたりしたことはないですか。このような症状の場合、味覚障害が疑われます。
 味は、舌やのどの奥にある味蕾(みらい)という組織で感じています。この味蕾の中に、味覚細胞という味を感じる細胞があります。いつも味を良く感じるために、味覚細胞は短い周期で新しく生まれ変わっています。しかし何らかの原因で生まれ変わる周期が遅くなり、味覚障害となるのです。
 味覚障害は、食べ物の味が薄く感じる味覚減退、味を感じなくなる味覚消失、本当は甘いのに、苦く感じるなど、本来の味と違った味を感じる異味症、口の中に何もないのに苦味や渋味などを感じる自発性異常味覚、甘みなどある特定の味だけがわからない解離性味覚障害、何を食べてもいやな味になる悪味症などがあります。
 おもな原因は、亜鉛不足によるものです。薬の副作用や肝障害、胃腸障害、消化器障害、糖尿病などの全身の病気、食品添加物の影響などにより、亜鉛が不足してしまうのです。
 薬の副作用とは、降圧剤、睡眠剤、精神安定剤、心臓病・糖尿病などの治療薬によって、亜鉛の吸収が阻害されてしまうことです。また、加工食品に使われる食品添加物の中には、亜鉛を体内から排出してしまったり、吸収しにくくしてしまうポリリン酸ナトリウムやフィチン酸などが使われており、あまり加工食品ばかり食べていると、影響が出てしまう場合もあります。ですから、一人暮らしの若い人も味覚障害になりやすいともいわれています。
他に、舌に汚れがたまる舌苔によるものだったり、重度の歯周病やドライマウス、銀歯の金属が邪魔しているといった場合もあります。
 亜鉛は、ミネラル(無機質)のひとつで、細胞を新陳代謝する働きがあり、味覚細胞は新陳代謝が非常に活発なので、亜鉛が常に必要なのです。それで、亜鉛が不足すると新しい細胞に生まれかわることができず、味覚障害になるというわけです。
 ほかに、タンパク質を合成したり、血中コレステロールの調整、インシュリンの分泌促進、肝臓機能を強化して解毒作用を促進、生殖機能の維持などの働きをします。
 ですから、亜鉛が不足すると、味覚障害以外にも肌荒れやシミ、抜け毛が増えたり、爪が変形したり、免疫力が低下して風邪などの感染症にかかりやすくなるといった症状が起こります。胃腸障害が起こったり、不妊や生理不順の原因にもなり、成長にも欠かせないので、子どもに不足していると発育に影響があります。
 味覚異常かどうかの診断は、治療を行っている内科や耳鼻咽喉科、または歯科などで受けることができます。
 電気味覚検査法や濾紙ディスク法(甘味、塩味、酸味、苦味の四種類の味をしみこませた濾紙を舌のいろいろな場所に置き、味が感じられるかどうかを調べる)、亜鉛の濃度を調べる血液検査などが行われます。
 治療は、原因によって異なります。全身疾患が原因の場合は、それを治療し、舌苔などが原因の場合は口腔内の清掃をしましょう。薬の副作用なのであれば、医者と相談して薬の量を減らしたり中止するか、別の種類のものに変えてみたりします。しかし、基本的には硫酸亜鉛の内服薬が用いられます。効果は服用三ヵ月後位から出始めますので、飲み続けることが大切。味覚障害の予防のためには、亜鉛を含む食品を摂りましょう。亜鉛は大体一日に十五㎎摂れば良いとされています。亜鉛を多く含む食品は、貝のカキで他に数の子や海草類、煮干し、牛肉、卵、木綿豆腐、きなこ、いりゴマ、アーモンド、干し柿、生姜、チーズ、抹茶、緑茶、ココアなどがあります。なお、亜鉛を多く摂りすぎても、余分な亜鉛は排出されるので、心配することはありません。【百歳万歳より】


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