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(最終更新日 : 2018/12/14)
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2012年2月号
2012年2月号 (2012/02/15)
心豊かな老年期を生きる(3)「終活」のための三つのステップ
ステップ③ 人生の整理整頓―書き留めておこう
心のたなおろしを終え、家の中も片付けたあとは人生の整理整頓です。仕事でも、家庭でも整理整頓が大事です。同じように人生も整理整頓しておくべきでしょう。
十年ぐらい前から「エンディング・ノート」というものが知られるようになってきました。遺書とまでいかないが、自分の財産や葬儀の方法の希望を書くようになっているノートです。
しかし、私たちはこの「エンディングノート」を人生最後をどのようにしたいかということだけでなく、人生の終末に向けてどのように生きたいかを含めて、人生の整理整頓と捉えてみたいと思っています。
「ラスト・プランニングノート」を発行するNPO法人ら・し・さの理事長・高伊茂さんにお話を伺いました。
「ラスト・プランニングノート」は「ライフプランのページ」「資産のぺージ」「ラストプランのページ」と三つに分かれ、「エンディング・ノート」というより、これからのプランを立て直そうという考え方です。
「ライフプランのページ」はこれからやりたいと思うこと、自分の歴史、おつきあい、趣味、よく行く場所など。「よく行く場所などは、ご本人が認知症になった時、そんな場所に連れていくと症状がよくなると言われますね。また、親戚・友人の名簿などは以前、火事にあった方がこのノートを持って避難したためにお友達に連絡が取れたという人もいます。また、資産の所に火災保険の番号が書いてあったので火事の後、手続きがスムーズにいったそうです」
他にも家系図、介護関係、かかりつけ医などいざという時に必要なことが記入できるようになっています。
高伊さんは以前信託銀行で七年間相続の相談や遺産整理の仕事をしてきました。そんな経験がこの「ラスト・プランニングノート」にぎつしり入っています。
特に「資産のべージ」には金融機関、保険、年金、ローン、借入、保証人になっていたらそれも。そして不動産や宝石・骨董品などの財産もきちんと記入します。「こういうことは元気なうちにしておきたいですね。金融機関は窓口を少なくした方がいいです。現在はいろいろな銀行が統廃合していますから、四つも五つもある銀行口座はまとめてシンプルにしておいた方が、いざというときに楽ですし、もしご本人が亡くなった時にご家族が手続きに時間が取られることが少なくなります」と高伊さん。
「ラストプランのぺージ」には葬儀についてから献体、または臓器提供、お墓のことなどが書けるようになっています。
自分の一番よくとれている写真を貼るぺージがあり、遺影として使えるように考えているのです。
「葬儀もいろいろあり、最近は家族葬が多くなりましたが、葬儀の後、知人・友人がお悔やみに来て遺族はその対応にとても大変だったという事例もあります。知り合いが多い人や現役の人は普通のお葬式をした方が、遺族が後で困らないですね」と高伊さんはアドバイスします。
それにしてもひとつひとつ書き入れていくと、案外大変な作業になりそうです。とくに資産の部分は必要書類をそろえるところから始まります。それを高伊さんにお聞きすると、
「不動産などは登記簿謄本を挟んでおけばいいです。全部いっぺんに書こうと思わず、日にちをかけて思いついたところから書き入れればいいと思いますよ」
ただ、心配なのはせっかく「エンディング・ノート」をしっかり書いても、それがどこに置いたか本人が忘れてしまったり、本人が亡くなった時に遺族がその存在を知らなかった場合は何の役にもたちません。
例えば葬儀について想うことがあってしっかり書いておいたのに、葬儀が終わり、遺品の整理をしている時に「エンディン・ノート」が見つかったなどという例も多いようです。分かりやすいところに置くことや子どもたちにその存在を知らせておくことも大事なことです。
人生の整理整頓は結構大変。でも人生何が起こるか分かりません。整理整頓をしておけばとても役立つのではないでしょうか。(終わり)【「百歳万歳」より要約】
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