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(最終更新日 : 2018/12/14)
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2017年7月号
2017年7月号 (2017/07/12)
認知症に対する恐怖
インダイアツーバ親和会 早川正満
これは自分自身がボケる事に対する恐怖ではないのです。自分の身内や配偶者がもし認知症になり、日々崩れて行く姿を想像して下さい。私の周りでその立場にある人達の重い息遣いが、この歳になり何となく感じられるようになりました。
天皇生前退位に関して世相は天皇の高齢化の条件なら多くの補佐が有るだろうにと勝手な事を言うが、参与会議出席者の談話によると「陛下が一番気にされていたのは、加齢によって知的な能力が落ちるのでは無いかと心配していられる事でした。例として挙げていらしゃたのは、、ご自身の母である香淳皇后の晩年のご様子です」。との事だ。
私もこの点が一番的を得ていると思います。患者自身が自覚しない病気だから、その恐怖は重責を持つ人には尚更と推察出来ます。
自分はカラオケや麻雀、踊等娯楽を多くやり、「頭を常に活性化しているから大丈夫」と言う人が多いが、それが疑問。
原因は他にあると思い、情報を集めましたらありました。
最近、日本で見つけた最新治療の一つを本で見つけたので紹介します。グルコースをエネルギーとして利用するにはすい臓から分泌されるホルモンのインスリンが不可欠です。インスリンの効きが悪くなり血糖値が高いままの状態が二型糖尿病です。この二型糖尿病と同じような状態が、アルツハイマー病患者の脳でも起きていることがわかってきて最近では、アルツハイマー(ボケも同質)三型糖尿病と言われるようになりました。
脳内でインスリンの働きが悪くなり、御飯やパンから得たグルコースをエネルギー源として使えなくなってしまう。
つまりアルツハイマー病と言うのはエネルギー源を失った脳の神経細胞が死滅し、記憶障害を引き起こした状態であります。
ところが近年ケトン体も脳のエネルギー源として使える事がわかってきました。しかもグルコースよりもケトン体をエネルギー源としたほうが脳のパフォーマンスも良くなります。
ココナッツオイルはケトン体を多く産出できる代表的な食材です。ココナッツオイルは中鎖脂肪酸で体への吸収が早いのも特徴で食後、肝臓で作られたケトン体が脳に送られると、脳の神経細胞の活性が戻り、短時間で症状が劇的に改善されるというわけです。
脳の機能を改善したり、脳の老化を予防する食品を「プレインフーズ」と呼びますが、その中でもココナッツオイルの効用は群をぬいています。ある男性患者の場合、ココナッツオイルを摂取した数時間後に認知機能の改善が見られたのです。たった数時間でです。
ココナッツオイルは、ブラジル人の間では若返りの薬として飲まれているので、ブラジルのどこの薬局にもあります。脳への通じが悪く記憶障害を自覚したり、また、認知症の初期段階なら試して見てはどうでしょう。
自然の薬ですから危険は無いと思います。少しでも認知症の恐怖から脱出したいものです。
=齢と共に=「予知」
サンパウロ鶴亀会 井出香哉
世の中には、不思議なことがいっぱいある。
例えば、予知能力だ。「噂をすると影」と言うが、或る人のことを話していると、本人が現れたりする。
子供の頃、私は物事をよく当てた。明日あたり誰々さんが来ると周りに言うと、最初は信じなかったが、後では「あんたの言うことはよく当たる」と言うようになった。それが歳と共に鈍ってきた。
もう一つ不思議なのは、逝った人の亡くなる前に会うか、電話で話をするのに死に目には会わない。父にも母にも会わなかった。
母は臨終の時、私が妹と替わって弟の家に帰った後、亡くなった。私に刺繍(ししゅう)を教えてくれた友も足が痛くなり、寝たきりになり、私が電話で娘さんに容体を尋ねている最中に具合が悪くなり、入院して翌日に亡くなった。
昔、一緒に仕事をした知人も久しく会わないのに、「もう二ヶ月も入院している。家族はリオだし、寂しくて仕方がない。来てよ」と電話をしてきた。行ってみると、「耳が遠くなってね」と音の無いテレビを見ていた。昔話をしたり、足にマッサージをしたりして「また来るからね」と言うと、「もう、会えないよ」と返事をした。その一週間後に知人は亡くなった。この人も予知能力があったらしい。
これも仲良くしていた友が医者嫌いで、家族に話すと病院に連れて行かれると、誰にも会わないで一人で旅立った。電話の側に倒れていたらしいから、もしかして私の電話だったかもしれない。日記を見ると、その頃、彼女に電話をかけている。もちろん、応答はなかったけれど…。
一番悔やまれてならないのは、長男の時だ。私が(日系書店の)太陽堂に働いている時、珍しく彼がやって来た。次男や娘が本を買っても私がお金を払うのに、長男には払わせ、「一緒に住んでいる姑さんを大事にしてあげるのよ」とそればかり言って長男を帰した。夜になって電話をしたが、出かけているとかで居なかった。お別れに来ていると、神ならぬ身の知る由もなく、私は気がつかなかったが、翌日、彼は交通事故で逝った。今でもその日が悔やまれてならない。
不思議はまだある。娘のアパートからの帰り路、グロリア街の交差点を渡ってすぐ、何かの気配を感じて飛びのいた。すごい音と共に自家用車が私の側の壁に突っ込んだ(警察の壁)。唖然として自動車の側に立っていると、向かいから走って来たブラジル人のおじさんが「セニョーラ ヘ ナセウ(生まれ変わったね)」と肩を抱いてくれた。
長い間、その壁には自動車の突っ込んだ跡が残った。そこを通る度、神様はいつも見守って下さり、その時私に予知能力を授けて下さったのだと、感謝している。
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