はじめに(インタビュアーから一言) (2003/04/07)
ロング・インタビューです。内容は項目別にしましたが、できれば最初から最後まで順を追ってお読みください。 基本的にはプロジェクトの紹介ですが、話の各所に、いま日本が抱えている多様な問題が含まれています。
・国内総生産に占める農業の比率2%、営農人口の高齢化、 増える一方の休耕地 ・高コスト体質の農業経営 ・中高年のリストラ、失業率の増大 ・日本全体における多額な資金のムダ遣い、非効率性 ・物価の異常な高さ ・農産物の規格商品化の限界 ・ゴミ問題、環境問題 ・高齢者の生きがい喪失、障害者の極めて低い就業率 ・食べ物を粗末にする子供たち ・農業に関する法制度の矛盾、限られた営農希望者の道 ・退職後のコミュニティの喪失、孤独化 ・人生のコース化、会社人間 ・年間自殺者3万人
今回、インタビューに応じてくれた大森氏は、単に新たな事業を起こそうとしているのではありません。 年間自殺者3万人、この行き詰まった日本を、自分たちのできる仕事を通じて変革したいと願っているのです。 これは農業を超えた、私たち日本人への意識改革の勧めであり、新たなライフスタイルの提案なのです。
プロジェクトに参加するしないは問いません。とにかく、ぜひご一読ください。 (プロジェクトに興味のない方は02と03を飛ばしてお読みください)
2003年2月11日収録 インタビュー・文責 増子吉彦
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