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〔ハウス(温室)栽培〕 |
〔水耕栽培システム〕 |
技術の発祥 |
北海道より北に位置するオランダ生まれの技術 |
日本発祥の技術、ブラジルでシンプル化 |
冬季の生産 |
寒冷期の生産に適している |
寒冷期に2ヶ月だけ作物の成長が遅くなる |
冬季以外の生産 |
夏季の2~3ヶ月は暑すぎて生産が不可能なくらい困難 |
寒冷期以外の10ヶ月は順調 |
防風効果 |
風に強い |
防風ネットのみで台風などの強風でも施設に目立った影響はなし ただ背の高い作物は風にあおられる事がある |
使用する機械 |
夏季も生産する場合は空気冷却装置、水冷却装置 → 装置の購入費、燃料費(電気代)、メンテナンス費が掛かる |
ポンプ1台(約2万円、1年以上使用可) |
施設設置 |
費用 水耕施設に1000万円以上 + ハウスに3000万円以上 基礎工事が必要 |
費用 300万円前後、基礎工事なし |
施設撤去 |
業者に頼む必要あり、費用も500万円以上 ガラス、鉄材、コンクリート等の廃材が出る → 特に借地の場合は撤去費用が高額なため設置が困難 |
自分でも簡単に解体できる 施設の材料はリサイクル使用、廃材が少ない → 撤去が簡単で、借地でもOK |
→ 設備の設置費用に大きな差があるが、実際の年間をならしてみた生産量(生産効率)はほとんど変わらない
= 水耕栽培システムによる生産で、市場への対応が十分可能