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イタケーラ植民地
     全伯コロニアの施設  (最終更新日 : 2004/12/03)
博物標本館 [全画像を表示]

博物標本館 (2004/12/03)  一九九五年七月二三日、イタケーラ植民地の土地に建設中であった博物館の標本室と図書室、館長住宅が出来上がったので十三年間にわたってお世話になっていた新井氏の建物から膨大な標本・資料などを移転した。
 次に博物標本館の概要を記す。

博物研究会創立:一九五〇年八月一五日
博物研究会目的:植物や動物を研究して広くブラジルの自然を観察しながら愛する気持ちを養う。
博物研究会会員の資格:男女性別年齢を問わない。
現在(一九九六年)の会員数:一二〇名


▽事業

一、動植物の標本を作り保存する。
一、名称を分類し正しい知識を普及する。
一、年に一回野外教室を開き、動植物の採集旅行をする。(毎年セマーナ・サンタに行く)
今年はパンタナールヘ四泊五日、それ以外に一泊どまりの研究会を開く。
一、会誌の発行、標本展示会、会館に標本館建設
一、研究(動植物の分類、薬草の研究、環境破壊を防ぐ研究)

住所:ルア・ジャイメ・リベイロ・ラフイト六一八番
面積:二、二六五平方メートル
寄贈者:吉岡パトリシオ
館長:橋本梧郎

一九九六年六月三〇日、博物研究会の標本館仮落成式と共に、橋本梧郎著「ブラジル産薬用植物事典」出版記念会を開く。
標本館建設は一九九四年から始まり一九九六年末完成の予定。
敷地面積二、二六五平方メートル
建物面積五五〇平方メートル
標本館建設協力者
日本一九五名
ブラジル約三〇〇名

前景.jpg
玄関ロビー.jpg
標本棚.jpg
植物園.jpg


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