ノーバ・イグアスーの朝焼け (2006/04/11)
「白黒の場合には、ラボでの現像処理や紙焼きなど常に写真とのコンタクトがある」とのセバスチャン・サルガド氏の考え方に共鳴し、個人用の写真としてはこれまで、あえてモノクロ・フィルムで意識的に撮ってきた。 しかし、カメラもデジタル化が進み、ブラジル国内でモノクロ・ペーパーが手に入りにくくなってきた現状の中、今後はモノクロ写真とともに、カラー(総天然色)写真のアップも実現化していくことにした。 記念すべき最初の写真は、リオ州ノーバ・イグアスーの朝焼けの風景。電車駅前にあるチングア行きバス停留所で待っていた際、東方面から少しずつ明るくなってくるのが気になっていたが、うろこ状の雲に赤味がさしたところを取材用のデジカメで撮影。 手前の露店では、裸電球の下で若い男女が何やら話しこむ姿が見えた。(2006年3月29日撮影)
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