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岡村淳のオフレコ日記
     西暦2025年の日記  (最終更新日 : 2025/10/14)
10月2日(木)の記 クリチーバの安静

10月2日(木)の記 クリチーバの安静 (2025/10/07) クリチーバの安静
ブラジルにて


遅れますよと言われていた夜行バスは、予定より早くクリチーバについてしまった。
バスターミナル内の開いている店で、夜明けのコーヒー。
サウガードと呼ばれるスナック類も、州が変わると形が変わっているものがあっておもしろい。

さて「ブラジル純心聖母の家」までどのように行くか。
先方に迎えてきてもらうのは、僕はお客さんではないので除外。

一本で行けるバスは、なし。
配車サービスはサンパウロでも使っていない…
タクシーをフンパツ。
運転手とあれこれ盛り上がる。

今回のミッションは『赤い大地の仲間たち』の佐々木治夫神父のお見舞い。
https://www.youtube.com/watch?v=aBlR8R2e27E

齢95になられた佐々木神父は、この「聖母の家」で静養されている。
岡村は到着後、まず純心のシスターたちと朝食。
朝の遅くなった神父さんの起床を待つ。

神父さんはすでに「ササキ番」のシスターの言葉以外は聞き取りがむずかしくなられた。
発語もごくわずかで、会話はむずかしい。

「フマニタス」の古参のスタッフのこともわからなくなっているみたい、とのことだが、僕のことは覚えてくれていたようだ。

フェイスブックに佐々木神父を愛する人たちのグループを立ち上げておいた。
そこに僕の佐々木神父訪問予定を伝えると「神父さんによろしく」といった伝言をいただいてしまう。

そういうことをいいかげんにできない損な性分ゆえ、以前もそうした伝言をお伝えしようとして難儀したことしばしば。
そもそも、まず佐々木神父は僕にそうした伝言をした人のことを覚えていないのです。





 


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