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岡村淳のオフレコ日記
     西暦2025年の日記  (最終更新日 : 2025/12/19)
11月25日(火)の記 「刺身より旨い干物」

11月25日(火)の記 「刺身より旨い干物」 (2025/12/02) 「刺身より旨い干物」
ブラジルにて


(干物のことを書こうとして、少し検索してみて…「刺身より旨い干物をつくる!」というしびれる言葉と連載に出会う。
https://dancyu.jp/series/shimabarashoten_himono/ )

日本では当たり前だが、ブラジルではむずかしいもののひとつが、魚の干物である。
日本食材店でもまず見かけないし、日本メシ屋でも焼き魚定食はあっても干物定食は出会ったことがない。

在ブラジルの日本人から、干物をつくるには冷蔵庫で乾燥させるとよいとかつて聞いた。
だが冷蔵庫のニオイも付けば、サカナのニオイも冷蔵庫にこもるのでは、という不安。

いい加減な試行錯誤を繰り返して、家族にも気に入られるレベルに達しつつあり。
サンパウロまちなかの天日干しだ。

路上市で買ったアジの切り身を塩水につけてから、アパートの窓に干す。

さる日本の知人が、ブラジルにヒモノ文化を普及させたいという大風呂敷を広げに来たのにお付き合いしたことがある。

ヒモノミッショナリーの御大からは、だいぶウンチクと展望を拝聴する。
さて、御大自らの現地での実践。
魚市場で魚を仕入れて、滞在先の庭で干して…
ヒモノミッショナリー御大自らの作業だったが、サカナをくさらせてしまった。

こちらは大風呂敷など拡げる気もなく、家庭消費用である。
今日もおいしくいただきました。



 


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