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1月6日(火)の記 セボのプラセボ (2026/01/07)
セボのプラセボ ブラジルにて
ブラジルでは古本屋を「sebo」と呼ぶ。 この語には「獣脂」という意味もあるのだが、なぜ古本屋がこの語なのかははっきりしない。 一説に、古本にはいろいろな人の指の脂がつくから、とか。 うーむ。
近所の古本屋に行く。 ここの女性店主、と言っても彼女がひとりできりもみしているのだが…
ブラジルでは知られた高原の街で30年以上、店を営んでいたものの故郷のサンパウロに戻ることにした由。 店は小さいが、アンチークも置かれていておもしろい。
かなり本好きなのだろう、しょっちゅうインスタで一冊一冊の本を紹介していて、値段もまあリーズナブルである。
今日はお店に日本の特撮系のフィギュアがあるのを発見。 聞くと、在日本の日系ブラジル人の小説家が放出したという。 その彼の小説の透明フィルムがけの本も取り出してきた。
寡聞にしてその名前を知らない。 「え、知らないの?日本で有名な作家よ」と女主人。
かなり部厚で、安くはない値段。 だがこうしたお店の維持賛助も兼ねて、フンパツ。
帰宅後、開封。 自費出版的な感じ。 著者の名前を検索すると、ポルトガル語のインスタグラムなどがヒット。 日本でブラジル人の多い地域で長年、暮らしているようだ。
ちなみに日本語のヒットは見当たらない。 序文だけ少し読んでおく。
他に読まなければならないポルトガル語の本が目白押しだし、いやはや。
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