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5月13日(水)の記 帯のあるなし (2026/05/18)
帯のあるなし ブラジルにて
昨夕、インターフォンが鳴って。 僕宛に荷物が届いたという。
集合住宅の階下に降りる。 日本からの書籍のようだ。 送り主は「みすず書房」。
心当たりは… ビンゴ。 比較文学研究者の西成彦さんの最新著『世界文学重層』。
数か月前に西さんから拙作『郷愁は夢のなかで』の主人公のことで問い合わせがあった。 その主人公も西さんだから、ややこしい。
それを新著に反映させて、刊行されたら送りましょう、とのことだった。 本当に送ってくれたのだ。
パンデミック以降だけでも、何人もの日本の物書きや写真家たちからこちらへのいろいろなお願いがあった。 御礼は必ず、そして本は出版次第お送りするとかで…
実際にブラジルまで本を送ってきたのは、今回の西さん以外に思い浮かばない。 西さんの本の巻末の人名索引に、僕の名前があった。 そのページをひもとく。 なんと「おわりに」の稿だ。 拙作『郷愁は夢のなかで』を枕に、拙作『ブラジルのハラボジ』について言及してくれていた。
大日本帝国の植民地時代の朝鮮から日本に出稼ぎに来て、さらにブラジルに移住する「三田ハラボジ」の晩年の一期一会のインタビューをまとめたものだ。 より多くの人に見ていただきたい作品だが… 日本のコリアニストと称する研究者から、この作品に、良識を疑う要求があった。 それには応じかねる旨と代案も伝えた。 以降、この人物からさまざまな嫌がらせを被っている。 この研究者は、ありえない「岡村の発言」を根拠に在日コリアンへの攻撃を行なうなど、驚くべき異常さ・悪質さだ。
僕は日本でのコリアン関係にはまさしく部外者であり、こうした輩が権威ぶる界隈に関与して、拙作の被写体や関係者の方々の尊厳がおとしめられ、迷惑が及ぶことを懸念している。
そうだ、この人物からはこの問題の前に日本のあるアーチストについての寄稿を頼まれて、それに応じていた。 それもそのままなしのつぶてで、それが刊行されたのかボツにされたのかも不明である。 こうした邪悪なものとは、関わらない・交わらないに越したことはないと思う。
さて、西さんのこの新著はさっそくSNSで紹介したい。 今日の午前中のひかりで、書影を撮ってアップ。
さっそく「いいね」が続くが、パソコンで写真を見ると、恥ずかしいものがうつりこんでいるのがわかった。 仮にも映像作家である。 これは撮り直さないと。
今度は本の帯を取って撮ってみる。 うーむ、いまいちしまらない観もあるけど。
本に帯があって当たり前というのも、国外から見ると日本の異常な文化のひとつだと思う。 宣伝用に目を引く帯があってもかまわないが、帯がないとしまらないような表紙のデザインもいかがなものでしょう…
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