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5月16日(土)の記 深淵なり、天ぷら (2026/05/19)
深淵なり、天ぷら ブラジルにて
久しぶり、何年かぶりに天ぷらを揚げてみることにする。
時間がかかる・全身そして台所どころかアパートの外まで油くさくなる等々で、買ってきた方がいいということになって。
SNSで、卵も使わずカンタンにシャキッとした掻き揚げができる、というレシピが流れてきて。 ホンキにした・・・
そのレシピと動画を真剣に吟味したわけではないが、揚げてみると具材がばらばらになって固まらない。
急きょ小麦粉と卵を加えて、なんとかつなぎ合わせる。 イヤハヤ。 なんだかんだで3時間あまり、『七人の侍』オリジナル版以上の時間がかかった。
して、テンプラの語源。 「南蛮文化」時代のポルトガル語起源、というのはまちがいなさそうだが。 どのポ語からきたかは、ポ語の国に住まうようになってからもあまり納得がいっていなかった。
まずは、tempero:味付け からきたという説。 つぎに、têmpora:(カトリックの)四季の斎日、からきたという説。
ポルトガル語のカトリックのミサの言葉を日本語に訳して字幕を付ける作業を先週までしていたが、カトリックのこの「四季の斎日」のことは知らなかった。 どうも、いずれもイマイチな感じ。
「天ぷら」というと語感から僕はまず「テンペラ画」を思い浮かべる。 テンペラ画、というと、帝銀事件を想い出すがそれは割愛。
あらためてテンペラ画とはなんぞや、を検索すると。 AIいわく、 「テンペラ画は、顔料(色の粉末)と卵などの乳化作用を持つ結合剤(メディウム)を混ぜ合わせた絵の具で描く絵画技法です。」 「イタリア語の「temperare(混ぜ合わせる)」が語源です。」
ズバリではないか。 「天ぷら」の語源でも、この「混ぜ合わせる」をとくものもあった。 青酸カリを混ぜ合わせるのは困るけれども。
天ぷらだけにネタは豊富だが、油を売るのはこの辺で。
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