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6月7日(日)の記 スナメリじゃなくて (2026/06/11)
スナメリじゃなくて ブラジルにて
スリナムと聞いて、在日日本人の人たちはどんなイメージがあるのか、そもそもスリナムを知っているのかどうか… パラグアイとバイアグラをコンドーするような人たちが少なくないだけに。
今日は環境映画祭でポルトガル語タイトル『Suriname, a Lei do Rio e a Dinheiro』、私訳で「スリナム、川とカネの掟」を鑑賞。 原題は『Monikondee』。
スリナムはブラジル北部と国境を接し、アマゾンの熱帯林が国土を覆っている。 迷路のように入り組む河川をモーターボートで遡行して物品を運搬・販売する、アフリカから連行された人々の子孫の男性が主人公。 いやはや、なにが出てくるかわからなくて、これはおもしろかった。
世界の場末、辺境を好んで舞台とした故・船戸与一さんの作品を想い出す。 そして『地獄の黙示録』とか。
小さな商売を営む中国人、先住民系、ブラジルではキロンボ―ラと呼ばれる黒人系、そしてそれらのハイブリッド・・・
衝撃だったのは、ブラジルからやってきたガリンペイロ:金掘りたちがスリナムの国土と大地を蚕食していること。 そして熱帯林を破壊して富だけ搾取して、水銀、汚泥、重油、ドラッグ等々でスリナムを汚していく。
テレ=ヴィジョン、遠い知らないところのヴィジョンを伝えてくれるドキュメンタリー映画の醍醐味に酔わせてもらった。
次いで、昨日みのがしたブラジルの偉大な教育学者、パウロ・フレイレの残り香を追うドキュメンタリー映画『Lendo o Mundo』、「世界をよむ」を鑑賞。 涙腺がゆるむ。
いずれもタダ。 贅沢な思いをさせてもらった。
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