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6月26日(金)の記 北海道のタケノコ (2026/07/01)
北海道のタケノコ ブラジルにて
わが家の近くで。 邦人の友人知人三人と、まずはコーヒー。
ひとりは僕より年配の女性で、北海道の離島の出身。 島への郷愁を語る。 その島にはどんな産業があったのか、聞いてみる。
「…タケノコの缶詰工場とか...」 「え、タケノコ?どこからか運んでくるんですか?」 「島で取れるタケノコですよ」
その島は北海道でもかなりの北である。 故・佐々木神父の竹プロジェクトもあり、僕なりに日本のタケにも関心を持ってきた。 タケノコの活用できる竹の生育は東北でもむずかしいはずだ。
もうひとりが、北海道のクマザサのタケノコの食用について聞いたことがあるという。 あのクマザサのタケノコが食用になるというのは知らなかった。 長野でクマザサの薬用加工をしている施設は訪ねたことがあるのだが。
離島のタケノコも、「僕ら」が想像するタケノコよりはだいぶ細くて小ぶりのもののようだ。 彼女は「内地」のタケノコを見て、こんなのはタケノコではないと思ったという。
帰宅後、検索。 その島のタケノコはチシマザサ、ネマガリタケとも呼ばれているものと判明。 地元では姫竹とも呼ばれている由。 ネマガリタケは、秋田で煮ものをごちそうになったことがある。
クマザサは… 北海道ではこのチシマザサがクマザサと呼ばれることもある由。 薬用のクマザサとまぎらわしい。 して僕の知るクマザサの方は、葉に白い隈取りがあるからクマザサと呼ぶとな。 プーサンとは「他人」の空似だった。
植物学的にいうと、チシマザサもクマザサも同じSasa属。 チシマザサはSasa Kurilensis、クマザサはSasa veithiiとな。
さすがに今や北海道の離島のタケノコ缶詰は製造していないようだ。
島出身の女性にそのお味のほどはブラジルのpalmito:ヤシの芽に似ていないかと聞いてみる。 遠からず、の由。 ますますいただいてみたくなる。
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