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6月27日(土)の記 アフリート (2026/07/01)
アフリート ブラジルにて
さあちょっと思いきるか。 東洋人街:リベルダージの袋小路にあるCapela dos Aflitos(苦悩のチャペル)の改装記念の「インカルチュアルな」ミサが午前10時からあるという。
これは参加する責任のようなものがあるかもしれない。
このチャペルはNossa Senhora dos Aflitos、「苦悩の聖母」を祭っている。 創設は西暦1779年。
当時このあたりは先住民、逃亡黒人奴隷、近くの処刑上で処刑された遺体の埋葬地だった。 ミサの神父の言葉を借りれば「尊厳なく」埋葬された人たちの墓地である。
20世紀前半に契約した農園を抜け出した日本人移民らがこの一帯に住み着くようになり、東洋人街と呼ばれるようになり、先住の人たち、先に埋葬されていた人たちのことを「上書き」してしまった。
袋小路はサンバチーム、アフロ系宗教の人たち等々が密集。 「今日は黒人を優先します」のアナウンス。
10分単位のスケジュールがSNSにあげられていたが、なかなかの混沌。 ミサの開始は、2時間遅れ。 「インカルチャルなミサ」ではエウカリスチアや聖体拝領などのミサの核心部分は省略された。 それでも1時間以上。
座席数20のチャペルのなかではなく、屋外の袋小路で行なわれた。 炎天下、3時間あまり立ちっぱなし。 尊厳なくこの地に打ち捨てられた人たちを想え。
そうした過去とは無縁に「日本移民スゴイ」の自己PRに酔う日本人移民の姿は… 唯一、当地の邦字紙の記者をつとめる友人がいた。 彼はこれまでもここのことを書いている。
とりあえず、ひとりではなかった。
「ミサ」は11時過ぎには終わるだろうと思って組んでいた今日の予定は、がたがたとなる。 カラダもがたがたの手前となった。
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