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6月30日(火)の記 ロンドニアのロブスタ (2026/07/05)
ロンドニアのロブスタ ブラジルにて
水牛のミルク製のムッツァレーラチーズを買出しに行って… 帰りに意外な店を見つけた。
ピンクに塗った壁に、黒い羊が描かれている。 ヒツジの手にはコーヒーカップ。 この店、ひょっとして?
ここのところ、コーヒーについてにわか勉強をしているので、ナルホドと思う。 コーヒー豆の販売店で、カフェテリアにもなっている。 ブラジル産のおもしろいコーヒーを何種も置いている。 うーむ、これはメニューを見ても迷う。
まずは伝統的なブラジルのミルクコーヒー・ピンガードをオーダー。 これも調べると、なかなか定義は多様。 この店は濃いめに抽出したコーヒーにだっぷりと熱々ミルクをガラスの「アメリカンコップ」と呼ばれるのに注ぐ。 これが実にうまい。
店で豆売りされているのを見ると… アマゾンロブスタというのがあるではないか。
コーヒーにはアラビカ種とロブスタ種がある。 近年ではブラジルでも質的に劣るとされていたロブスタ種の栽培が増えている、という報道に接していた。 ここで売られているのは西アマゾンのロンドニア州産だ。
これをストレート、ドリップで追加オーダー。 ロブスタ種のコーヒーをそれと知って飲むのは初めて。 お味のほどは… 正直、よくわからない。 特に美味しくもまずくもない、といったところか。 アラビカ種のものと、同時に飲み比べてみないと。
まあ、今日はこの辺にしておきましょう。
ブラジルでのコーヒー栽培の歴史… アマゾン地方に分類される仏領ギアナに導入されたコーヒー栽培は、禁制をくぐってブラジルに持ち込まれる。 まずアマゾン河口部のパラー州で栽培されるが、ほどなく栽培地は南下して、アマゾンで根付くことはなかった。
ロブスタ種について調べてみると、アラビカ種の苦手な高温多湿にも耐える、とある。 そもそもロブスタ種の栽培は20世紀のはじめの由。
あらためて検索。 人類のコーヒー利用の起源として知られるエチオピアの「牧者」カルディは、羊飼いではなくヤギ飼いだったのか。 そもそもヒツジとヤギはどう違うのか?
この店の名はOVELHA NEGRA、「黒いヒツジ」なのだが… 9世紀の人とされるカルディについて調べてみると、ヤギ飼いないしヒツジ飼いとのこと。 ヤギとヒツジは交尾もして、まれに子供も生まれるという。 ヤギもヒツジも、アラビカとロブスタも交配する。
ややこしくなってきたのでこの辺にするが、門外漢なりにブラジルのコーヒーの博物誌がより見えてきた感じ。
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