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ブラジル沖縄県人会
     100周年記念事業  (最終更新日 : 2008/12/21)
沖縄県人移民100周年、前夜祭パレード [全画像を表示]

沖縄県人移民100周年、前夜祭パレード (2008/08/28)
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通りを練り歩く世界のウチナーンチュ
 沖縄県人移民100周年記念祝賀前夜祭パレードが、8月23日午後3時から聖市ビラ・カロン支部(新崎マリオ支部長)会館とハロルド・ダルトロ広場を挟む通りで開催。雨が降りそうな曇天の中、地元ブラジルをはじめ世界各国から来伯したウチナーンチュ約1600人がそれぞれの国の旗や横断幕などを持ちながら行進した。
 この日は同支部主催の第6回おきなわ祭りも併催され、2万人におよぶ人出で賑わった。
 午後3時ちょうどに始まったパレードは、玉城流玉扇会と金城節子琉舞道場による獅子舞が先頭に立ち、エイサー太鼓の子供たちが獅子を誘う仕草で先導すると、大きな歓声が上がっていた。
 ブラジル国旗と沖縄県旗を持った子供たち、サンタ・イザベル支部の鼓笛隊、ミス琉装たちに続き、安里カツ子沖縄県副知事、高嶺善伸県議会議長、与儀昭雄県人会長らの一行が手を振りながら笑顔で練り歩いた。
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色艶やかな「四つ竹」のパレード
  伯国各支部団体や北米、南米、アジア諸国などそれぞれの国名を記した旗を手に続々とパレードが行われ、95歳以上の高齢者は重連の専用車から日伯国旗を手に持ちながら笑顔を振りまいた。
 特に注目を浴びたのが、ブラジル琉球舞踊協会による色艶やかな「四つ竹」と、琉球国祭り太鼓、レキオス芸能同好会のメンバー6百人が一同に踊った青少年のエイサー太鼓。ウチナーンチュの文化継承が実践され、人々の心を打った。
 五穀豊穣・無病息災を願う「ミルク(弥勒)の行列、「海を渡って100周年」踊りの後、最後は「ローザ・デ・オウロ」「ペイシ・キ・ヒー」の伯日サンバチームの踊りで2時間弱のパレードは締めくくられた。 
 日本からの慶祝団出席のためにJAL(日航)機をチャーターした沖縄ツーリストの東良和社長は、「皆さんの要請に合わせてチャーターしましたが、当初はJAL側が信じてくれませんでした。6月にようやく目処がついて実現できましたが、これもウチナーンチュの絆の強さの証拠です。皆さんには本当に感謝したいですね」と満足げに語っていた。
 おきなわ祭りでは、今回初めて琉球民謡協会と琉球民謡保存会が合同で演奏が行われ、空手・古武道のデモンストレーションや今年4月から1年間にわたって滞伯している歌手・具志恵さんの歌謡ショー、トントンミーによる民謡ショーなどが祭りを盛り上げた。
 また、会場には10月の選挙を見込んでカサビ・サンパウロ市長、神谷牛太郎市議や飯星ワルテル連邦下議も姿を見せたほか、沖縄タイムス社主催の「あんやたん」ブラジル移民写真展なども行われていた。(2008年8月28日付け サンパウロ新聞)


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