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     2006年ゲスト・アーカイブ  (最終更新日 : 2007/01/06)
Vol.029「自転車で世界一周、弓場農場行き」 辻義基さん

Vol.029「自転車で世界一周、弓場農場行き」 辻義基さん (2006/04/02) 放送: 2006年3月28日(火) ブラジル時間 生放送は09:58 ~ 12:25(2:26) 日本時間21:58 ~ 00:25(2:26)。     ダウンロードはゲストコーナのみの1時間59分01秒です。
出演: 辻 義基(ゲスト)、松本 浩治(レギュラー・ゲスト)、高橋 晃一、大久保純子

 ゲストの辻さんは、サンパウロから600キロほど離れた弓場農場(http://www.100nen.com.br/ja/yuba/)、通称「ヤマ」にお住まいだ。
 ここは「耕すこと、芸術すること、祈ること」をモットーに日本人が集団で農業を営んでいる。昼間は農業をしながら、夜はバレエや芝居、音楽をたしなむ。弓場のバレエは有名で、ブラジル国内はもとより日本でも公演を行ったほど。
 そんな弓場農場に住む辻さんは、弓場に住む前、20歳代に自転車で世界を旅したツワモノである。
 現在、55歳の辻さんが世界旅行を目指した当時、中国は団体旅行のみで、ベトナムも戦争中という時代。そのためインド、パキスタン、アフガニスタン、イラン、トルコ、ギリシャと周り、アフリカへ。
 初めはヨーロッパを目指したというが、ギリシャに到着したら、ヨーロッパでは飽き足らないと感じアフリカへ急きょ旅程変更した。インドの混沌とした様子やアフリカの地獄船での話はその光景が目に浮かぶような面白さ。
 お兄さんの結婚式を機会に一時日本へ帰国し、2年間氷屋で配達のアルバイトをした後、今度は中南米を目指し、ロサンゼルスから一路南下。メキシコ、グァテマラ、エルサルバドル、ホンジュラス、ニカラグア、コスタリカ、パナマと中米をまわる。
 途中、ニカラグアでは内戦中で、1日違いで国境封鎖を免れた。パナマからエクアドルに飛び、またペルー、チリ、アルゼンチン、パラグアイ、そしてブラジルへ。安宿の管理人をしたり、淡く果かない恋をしたり、話を聞いているだけで、自分も一緒に旅行している気分になる。
 そして、世界中を回った末に辻さんが決めた生きる場所は弓場農場。そこで生まれ育った女性に日本帰国3時間前にプロポーズをして、現在に至るという素晴らしき人生。
 さぁ、あなたも辻さんと一緒に世界旅行に出ませんか?

それでは聴いてみましょう。
http://brasil-ya.com/radio/20060328.mp3


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