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ブラジル日和
     2007年ゲスト・アーカイブ  (最終更新日 : 2007/12/26)
Vol.088 「絵とカラオケと母ちゃんが好き」 伊藤薫さん&テレザさん

Vol.088 「絵とカラオケと母ちゃんが好き」 伊藤薫さん&テレザさん (2007/11/21) 放送:2007年11月3日(土)ブラジル時間 10:00~12:05 (2:04) 日本時間 21:00~23:05 (2:04)、ダウンロードはゲストコーナのみの1時間26分38秒です。
出演: 伊藤薫(ゲスト)、テレザ(ゲスト)、松本浩治(レギュラーゲスト)、大久保純子、高橋晃一(協力)

 父親が任侠の世界の人間で、それゆえに強いられる生き方が伊藤さんは「嫌だった」。伯父の影響で絵の世界に目覚め、16歳でイタリアに渡る。その後、スペイン、フランス、米国と絵を教えながら海外で過ごした。
 日本へ戻った伊藤さんに、ブラジルから戻った親戚が「薫ちゃん、ブラジルで絵をかけば儲かるよ」との言葉。「冒険心があった」という伊藤青年は迷わずブラジルへ渡った。ブラジルへ渡った伊藤さんは、ひょんなことから軍専属で空手を教え、フリーで広告会社の仕事を請け負ったあと、自分で広告会社を立ち上げた。23年間の会社経営で「数えるのができないくらい儲かった」という。
 順風満帆の伊藤さんに転機が訪れる。日本の大手企業から製品の設計図を描くオファーが来たのだ。伊藤さんはオファーを受け、日本に戻り23年間勤め上げた。
 現在、日本画、書道などをブラジル人に教えながら、「後世に残す絵」を創作し続ける日々。週末は愛する母ちゃんのテレザさんとともにカラオケを楽しむ。夫妻の歌は聞く人をうならせるのだ。「今の生活が一番楽しい」。
 日本の企業から受けたオファーの契約期間は20年。大リーグ選手でもこの契約はない。確かな技術が信頼への秘訣かと思ったら、放送後、「努力を忘れたことはない」との一言。努力が信頼への秘訣だった。

それでは、以下のリンクをクリックしてお聴きください。
http://brasil-ya.com/radio/20071103.mp3


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