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ブラジル日和
     2011年ゲスト・アーカイブ  (最終更新日 : 2012/01/09)
Vol.146「ミュンヘン五輪ブラジル初のメダリスト登場!」 石井千秋さん

Vol.146「ミュンヘン五輪ブラジル初のメダリスト登場!」 石井千秋さん (2011/09/22) 放送:2011年9月6日(火)ブラジル時間 10:42~11:02(0:20) 日本時間22:42~23:02(0:20)、ダウンロードはゲストコーナのみの1時間08分14秒です。
出演:石井千秋(栃木県出身)、細川多美子、砂古純子、大久保純子

 石井さんはブラジル初のオリンピック柔道メダリストである。1972年のミュンヘン五輪に30歳(まもなく31歳)で出場し、銅メダルを獲得した。
 千秋さんは栃木県足利市出身の五男として生まれる。祖父(慶応2年生まれ)、父と親子三代の柔道家。今では石井さんの娘さんたち、そしてアメリカに住むお孫さんまでが柔道をされ、親子五代となっている。
 ブラジルへ渡るきっかけは「昭和の三四郎」と言われた岡野功の出現であった。その岡野氏とはアメリカに住む長女を通して奇遇な再会を果し、今も交流が続いている。
 早稲田大学の卒業と同時に海外を目指すが、すでにフランスに渡って柔道を指導していた三男の兄が欧州以外の国をすすめ、移民の多いブラジルを選択。農業移民として単独で渡るが、まもなく柔道の道へ。南米中を道場破りでまわった後、サンパウロで道場を開設。日本で知り合っていた夫人を呼び寄せ、結婚。二児の父となってからブラジル人に帰化し、ミュンヘンオリンピックに出場。見事、ブラジルに柔道初のメダルをもたらした。
 子育ての話、道場破りの話、家族の話、すべてにユーモアたっぷりだが実直に語ってくれた。とにかく貴重で楽しい話である。

それでは、以下のリンクをクリックしてお聴きください。
http://brasil-ya.com/radio/20110906.mp3


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