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     2018年ゲスト・アーカイブ  (最終更新日 : 2019/06/29)
Vol.200「ダイヤモンドとコーヒー」吉松 早苗さん

Vol.200「ダイヤモンドとコーヒー」吉松 早苗さん (2019/06/29) 収録日:2018年9月27日(木)
ダウンロードはゲスコーナのみの45分19秒です。
出演:吉松 早苗(山口県出身、1946年5月22日生まれ)、大久保純子、斎藤多賀子、斎藤猛

 記念すべき200回目の放送である。その200回目のご出演はミナスジェライス州のジアマンチーナにお住まいの吉松早苗さん。
 早苗さんという可愛らしいお名前だが、ダイヤの採掘もしたというツワモノだ。
お兄さんがアメリカで3年間働いて、大金を持って帰ってきたことから渡米を志願したが、まだ20歳になっていなかったことから、ブラジルへ。
 単身、コチア青年として渡り、カストロのじゃが芋農家の下で研修。文通から素敵な奥様ともお知り合いになり、結婚。その時に「早苗(男です)」と書かれたという。奥様は「日本の人と日本語で文通したいと思って、文通コーナーに投稿した」と笑ったが、ブラジル同士での素敵なご縁。今で言うなら、ネットでの出会い?となるのだろうか? 「文通」「ペンパル」という言葉が情緒を醸し出す。
 さて、そんな早苗さんだが、ジアマンチーナへきた経緯も、さらに、採掘場の権利を買い、ダイヤ掘りをさせたこと、借金を抱え、日本へ出稼ぎに行かれたこと。ビールを飲み過ぎて肝硬変をお患いになったこと。実は山を持ち、大コーヒー農場主でもあったこと。そのすべてを借金付きで息子さんたちにお譲りになったこと。それらすべてが移民の王道中の王道をいっているようで、聞いていて清々しく、楽しい。
 残念ながら、機械の調子が悪く、途中で切れてしまった。ぜひ、もう一度、奥様も素敵な方なので、ジアマンシーナを再訪し、インタビューしたい!と思っている。
 ちなみに吉松コーヒーは、大変美味しく、日本にも輸出されている。ジアマンチーナという、金とダイヤ、クリスタルの取れる地からできたコーヒー。貴重である。


それでは、以下のリンクをクリックしてをお聴きください。
http://brasil-ya.com/radio/20180927.mp3


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