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Vol.203「ただの弁護士じゃなかった永井さん」永井康之さん

Vol.203「ただの弁護士じゃなかった永井さん」永井康之さん (2019/12/11) 収録日:2019年6月29日(土)
ダウンロードはゲスコーナのみの1時間16分22秒です。
出演:砂古純子(MC)、松本浩治、大久保純子

 2015年からサンパウロ文化福祉協会1階にあるCIATE(国外就労者情報援護センター)で専任理事をしていた弁護士の永井さん。
 普通に法律学部をご卒業されて、そのまま弁護士になられたのかと思いきや、さにあらず。
 弁護士になるまで、早稲田の法学部を出た後、野村証券、IT系ベンチャー企業、法政大学のITプロフェッショナルコース大学院に入学、国会のストリーミングサービス仕事を経る。ストリーミングサービスの仕事で国会中継を見ていていたら、その中で法科大学院を設立するというのを知り受験。何万人の中の100番以内で早稲田の法科大学に入学したのだろうと言う。しかし、残念ながら1回目の司法試験は落ちてしまったものの、東芝でエンジニアリングとして派遣の仕事をしつつ、2回目の司法試験に挑戦。
その間、論文の勉強のために毎日朝7時に起きて論文を執筆し続けたと言う。というのも受験の神様のような人が司法試験の2次試験の執筆対策としては、1年で500枚を書けば合格ラインに達するという事だそうだ。見事、1年間その勉強を続け2回目にして合格。
 司法研修地は沖縄だったそうで、ブラジルは沖縄によく似ていると感じたそうだ。
地元の名古屋で5年間の弁護士活動をされ、たまたま外国人の案件が非常にうまくいったことから、愛知弁護士会から先輩に声をかけられてブラジルに来るきっかけをつかんだとの事。日本からCIATEに派遣された弁護士としては2人目。わずか4年3か月の滞在だったが、かなりポルトガル語も習得され、『世界の憲法集 [第五版]』のブラジル連邦共和国憲法部分も二宮正人弁護士と共訳した。
 帰国間際のギリギリのインタビューではあったが、面白おかしく、ご自身の半生を語って下さった。


それでは、以下のリンクをクリックしてをお聴きください。
http://brasil-ya.com/radio/20190629.mp3


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