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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2023/01/16)
9・27 サンパウロで行きにく

9・27 サンパウロで行きにく (2012/09/28) 10度を切るとやはり寒く感じる。
 今朝も朝のニュースを見ていると、交通事故の話題と犯罪の話題ばかりである。これだけ多いと、もう感覚が麻痺して犯罪が日常のように感じてしまう。
 ニュースを見ていて気づくのは、未成年の銃を使った犯罪が多発していることである。最近はちらほら女の子も混じり始めている。
 そういえば、20代前半の女性のギャング・グループが今年の前半に捕まった。ニュースに出た顔写真を見ると、皆結構かわいい。女性だからと言って鼻の下を伸ばしているとエライ目にあう時代なのだ。最近の若い娘は体格が良くなり、僕より大きな娘も多い。もし、喧嘩にでもなれば負けるのではないだろうか。今はまだ聞かないが、女性が暴力的な強盗をはたらく事件も近い将来おきるだろう。もしそんな女性強盗にあえば、ひ弱な僕などはとてもかないそうにない。
 空港やバスターミナルには、おばさんの置き引きやスリなども多いようだし、女性だから、おばさんだから、子供だからと言って決して油断はできない。かといって、あまりに警戒しすぎても、生活が制限され、味気のない面白みのない生活になってしまう。よっぽど大切なモノや大金を持っているときは別にして、スリや強盗にあっても仕方ない、ちょっと災難にあったくらいに思っておくのがよさそうである。
 そうは言っても、たびたび強盗やスリに遭うと耐えられない。危なそうな奴には近寄らないことが一番なのである。そう意味においても、サンパウロのような犯罪都市で生きていくには、人を見抜く力と勘を磨いていく必要があると思う。


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