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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2023/01/16)
12・3 熱い刺激 [画像を表示]

12・3 熱い刺激 (2013/12/04) 「Beck」1~34巻と「はじめの一歩」90~109巻を読破。どちらも普通の男の子が最高の仲間と出会い努力の末、その道でトップに立つ話である。50のおっさんが「俺もがんばろう!」と年甲斐もなく熱くなった。
 「はじめの一歩」はさまざまな賞を受賞しているので随分前から知っていたが、「Beck」は知らなかった。34巻まで続き、そのうえガイドブックまで出ているといことは結構売れたのだろう。偶然図書館で見つけ、1週間、毎日、図書館に通って貸出を繰り返し、あっと言う間に読破してしまった。思った以上に夢中になってしまい、読み終える間際だった村上春樹の「遠い太鼓」もベッドの傍らに置きっぱなしなってしまった。
ストーリーは、簡単明快。ごくごく普通の男の子がロックに出会い、苦闘と葛藤の中、努力と仲間との友情で壁を乗り越え、バンド仲間とともに才能を開花させて行く。そして、ついには世界のひのき舞台に立つ、というモノ。ほとんど、退屈することもなく読み終えたが、最後の3巻は無駄だったと思う。思わず、「えっ、まだ続くの? どうして??」と思うほど無理に引き伸ばしたような感じが強かった。
「老い」に片足を突っ込んだ年齢になった身ではあるが、これらのマンガを読んで刺激され熱くなった。主人公が壁につきあたり「自分にはこれしかないのだ!」というシーンでは、思わず自分を重ねてしまった。「いつかは写真の世界に名前を出したい」という目標失ったわけではないが、最近は自分の作品にしろ、仕事で撮る写真にしろ、どこまで納得できる写真を撮れるか、という風に変わってきた。ちょっとさ寂しいことではあるが、歳をとって現実を見るようになってきたということか。

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外に出て、あまりに空がきれいだったので驚いた。この感じを失いたくなかったので、その場で写真を撮った。


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