9・9スケベ親父? (2016/09/08)
早朝、犬の散歩をしていると、よく出くわす学校に通う親子の子供だけが一人で通学していた。子供と言っても身体はすっかり大人の女性。身長は僕と同じくらいある。すらりとしたロングヘアーの白人系美人である。 父親が、へんな虫がつくのを恐れて、毎日通学に送っていくのだろう。ブラジルは危険なので親や家政婦が、子供を送っていくのは普通ある。しかし、この父娘はちょっと変わっていて、父親は娘の腰に手を回して歩くのである。 見苦しい! 他人の僕にはなんの関係もないし、どうでもいいことだが、見苦しい。学校に送るのに、父親が娘の腰に手を回して歩くか! 見たくもない光景だ。二人のあまりの仲の良さに自分はしっとしているのか? と一瞬思ったが、それはないと思う。僕自身が人前でいちゃいちゃするのは嫌いだから、どうしても見るに堪えないのだ。どう考えても自分とは全く関係ないのに、こんなに嫌悪を感じるのは、親子の行動に異質なものを感じるからかもしれない。 その娘は、今日は一人である。通り過ぎるときにさらさらストレートのロングヘヤーをさっと掻き揚げ、ほのかな色気が漂ってきた。すっかり色気が身についている。そこでふっと思い当たった。もしかしてあの男は父親ではなくて恋人なのかもしれない。それなら納得もいく。しかし、娘に比べて随分歳をとっているし・・・。ここはブラジル、どんなことでもあり得る。もちろんスケベ父親ということも。
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