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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2023/01/16)
6・24 危ない人ごみ

6・24 危ない人ごみ (2019/06/23) 23日、日曜日、第23回のゲイパレードがあった。すっかりこのイベントがあることを見落としてしまい、行きそびれてしまった。このゲイパレードは世界最大級で、国内はもとより近隣諸国やアメリカ、ヨーロッパからもゲイが来るらしい。もしかしたら日本からもきていたかもしれない。
数年前に、レンズを盗まれて以来、このイベントから遠のいていた。しかし、いざ行かないとなると後悔がのこる。被写体としては面白い。しかし、危ない。とにかく、強盗、こそ泥がわんさか集まる。普段はあまり泥棒などしない女性もこのときとばかりは、人ごみに紛れて人の鞄の中に平気で手を突っ込む。気づいても、まだ盗んでいなか、もし、盗んでいても仲間に手渡し、既に彼女の手には何もないことが多い。警察に連れていっても平気でうそをつくだけだ。警察も訴えても、証拠がなければ、何もできない、と言うだけである。
こうした人ごみで盗みを働く奴らは、普通、グループで動き、盗むとすぐに仲間に手渡し、証拠はよっぽどのことが無い限り掴むことはできない。僕が盗まれた時もそうだったようで、盗まれたときは後の祭りであった。もっとも盗まれたレンズはカビがはえまくりで、ボディももう使わなくなったものでなんとか写るというシロモノであった。中古屋に持ち込んでも、ただどうぜんであったろう。盗まれても、構わない。そんな気持ちがまずかった。しかし、いざ、盗まれると悔しくてたまらなかった。
デモで写真を撮っていたときも、背負っていたナップサックを漁られているような感じがしたので振り返ると、女が手をつっこんで漁っていた。その3mほど後ろに警察がいるのにである。女は、さっと手をひっこめ、知らん顔をして踊りながら離れて行った。ふてぶてしいその女は何もまだ盗んでいないし僕は睨み付けるしかなかった。
とにかく、人の集まる場所は非常に危ない! 泥棒がうようよである。近寄ってくる奴らはまずどろぼうと思っても間違いないだろう? ブラジル人だけなくペルー人、アルゼンチン人、ヴェネズエラ人などなどわんさかである。特に外国人の旅行者は狙われている。


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