移民百年祭
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2006年ゲスト・アーカイブ
(最終更新日 : 2007/01/06)
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訳中!」 麦喜久夫さん
- Vol.023「樺太生まれ、ブラジル育ち
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- Vol.024「HAIKAAの音楽はクロ
ス・カルチャー」 HAIKAAさん
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協会生」 南部さやかさん
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」 ガルシアゆうみさん
- Vol.028「神に目覚めたエンジェネイ
ロ」 山本英雄さん
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場行き」 辻義基さん
- Vol.030「ブラジル生まれ名古屋育ち
のウチナンチュ」 伊豆味ラファエル健治さ
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- Vol.031「パンタナールから発信中!
」 湯川宜孝さん
- Vol.032「空手家・町田 試しの人生
」 町田嘉三さん
- Vol.033「休暇はブラジルで」 天田
(鈴木)麻里さん
- Vol.034「しっかり母さんの86年」
矢野恵美子さん
- Vol.035「金原正幸の『オレの話を聞
け!』」 金原正幸さん
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内海博さん
- Vol.037「猪野ミツエの松原移住地秘
話」 猪野ミツエさん
- Vol.038「平野生まれのがんばり屋」
紺野(高田)イツ子さん
- W杯特別版「ブラジルでコッパ!」 川原崎
隆一郎さん
- Vol.039「思いがけずに校長婦人」
吉加江ローザ紀子さん
- Vol.040「ブラジルをつくる日本語」
森脇礼之さん
- Vol.041「届け!祐見の歌」 井上祐
見さん&中嶋年張さん
- Vol.042「善に生きる」 宮川頼周さ
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子さん
- Vol.044「コチア(こちら)、ジャカ
レイの玉腰です」玉腰範義さん
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子さん&デボラ理沙さん母娘
- Vol.046「ブラジル・テンポのまゆみ
ママ」 細井まゆみさん
- Vol.047「尻はモノを言う!」 坂尾
英矩さん
- Vol.048 「アマゾンの寒がり屋さん
」 宮島右近さん
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徹さん
- Vol.050「50回だよ!ブラジル日和
!」
- Vol.051「丸山翁から見た円売り事件
と音楽」 丸山昌彦さん
- Vol.052「バイリンガルな育ち方、育
て方」 鈴木久美シルビアさん&英理ジュリ
アナさん母娘
- Vol.053「どん底から先生になって3
5年」 城田志津子さん
- Vol.054「共栄一筋52年」 飯山幸
雄さん
- Vol.055 「花道楽な私」 小坂田泰
直さん
Vol.048 「アマゾンの寒がり屋さん」 宮島右近さん
Vol.048 「アマゾンの寒がり屋さん」 宮島右近さん (2006/09/27)
放送:2006年9月23日(土)生放送はブラジル時間10:06 ~ 12:01(1:55) 日本時間22:06 ~ 00:01(1:55)。ダウンロードはゲストコーナのみの1時間24分03秒です。
出演:宮島 右近(東京都出身・71歳)、松本 浩治(レギュラーゲスト)、大久保純子、高橋 晃一(協力)
「私は口下手ですから…」。そんなセリフを何度となく口にし、飄々と人生を語る。キリスト教信者で真面目一筋かと思いきや、真顔で冗談を言い、さりげなくおとぼけユーモアで人を笑わす。
そんな右近さんだが、終戦時には長崎で原爆の入道雲を見て、母親を赤痢で亡くしている。
銀座でセールスマンをしたり、農業高校の教師を経て、農業を自分でやりたくなってブラジルへ渡ってきた。渡伯を許さなかった親族にエリザベス・サンダース・ホーム(※注)の聖ステパノ農場勤務ということで許可を得て、子供と奥さんを連れてアマゾンへ渡った。
「農業が好きだ」と語る宮島さんだが10年かけて育てた胡椒の木1万本に病気が入ったこともある。10年間の労働が水の泡だ。その後、荒くれ者が多いとされる金採掘場へ出かけて行き、立ち飲みコップ酒を売ったり、日本へデカセギにも行ったりした。レモンを一軒一軒訪ね歩き売っていて、疲れて道端で眠りこけてしまったら、通行人にホームレスの物乞い人と思われて、お金を貰ったこともある。そんなエピソードも右近流の独特の笑いとユーモアで語ってくれている。
最後に放送では訊かなかったのだが、右近さんを紹介してくれたアマゾン在住の堤剛太氏( Vol.011「堤剛太のアマゾン日和」
http://www.100nen.com.br/ja/radio/000117/20051114001428.cfm
)からきいたエピソードを1つご紹介しよう。
右近さんが金採掘場で彼の客で良き友だちだった人が若くして亡くなられたそうだ。葬式の日、右近さんは墓穴に向かって「後からゆっくり行くからなー」と叫んでいたというのをずっこけながら聞いたらしい。
「後からゆっくり行くからなー」。死に際して、そんなセリフがすんなり言える。「するめ」のように噛めば噛むほど味が出る。そんな人の生き様をどうぞ。
(※注)エリザベス・サンダー・ホーム
三菱財閥の創始者・岩崎弥太郎の孫である澤田美喜さんが、戦後混乱期の混血孤児たちの養育施設として、私財を投げだし建設。財閥解体で接収されていた岩崎家の別荘を苦労して買い戻した。さらに1965年には、大人になった孤児たちが差別のない社会で働けることを目指して、アマゾンで孤児たちが働く農場を建設した。
それでは聴いてみましょう。
http://brasil-ya.com/radio/20060923.mp3
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