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Vol.167「お一人様でリベンジ出演!パラグアイ事情を語る」澤村壱番さん

Vol.167「お一人様でリベンジ出演!パラグアイ事情を語る」澤村壱番さん (2013/10/16) 放送:2013年10月2日(水)ブラジル時間 10:59~13:12(2:13) 日本時間 22:59~01:12(2:13)、ダウンロードはゲスコーナのみの1時間17分44秒です。
出演:澤村壱番さん、松本浩治、細川多美子、砂古純子、大久保純子

 2007年に当番組 (http://www.100nen.com.br/ja/radio/000157/20070701003491.cfm) に出て頂いてから6年ぶり。今回は縁あって、サンパウロへ来られた澤村さんがおひとりでご出演して下さった。
 澤村さんはパラグアイへ移住して8年目。現在お住まいのイグアス移住地について語って頂いた。イグアス移住地は2011年に移住地50周年を迎えたパラグアイにある9つの日系移住地では一番若い移住地だそうだ。移住地の面積は8万3000ヘクタール。現在、180世帯750~800人がお住まいで、そのうち180~200人が日本に出稼ぎなどに行かれ、実質500人の日本人がお住まいだそうだ。
 その6割が農業に従事。同移住地にパラグアイ人は約9000人~1万人。その他、ブラジル、アルゼンチン、ドイツなど他国からの移住者が2500人で計約1万3000人が在住。最初に日本人が移住地を作った時は日本人14家族でパラグアイ人はたった1人だったそうだから、この50年の発展ぶりはすごい。ちなみにイグアス移住地はイグアスの滝に最も近い日本人移住地で、ブラジル国境から41キロの地点にある。
 そんな移住地で日本語教師兼(社)イグアス日本人会で広報部責任者として働く澤村さんの元には3.11以来、日本からの移住の相談メールが数多送られてくるという。なぜなら、パラグアイは日本との移民協定が結ばれている国で、8万5000人までの日本移民が認められているが今までわずか6800~7000人が移住したのみで、まだ7万8000人ぐらいの枠が残っている。
 電力は120%水力発電。余った電気をブラジルに売電しているぐらい。さらに先輩移住者がたくさんの農作物を作り、味噌、醤油、納豆すべての日本食が揃い、移住地内では日本語も通じるからである。そんなことを知って、すでにイグアス移住地には3.11以来4家族が移住してきた。
 澤村さんは3.11以前からの移住者。そんな彼がパラグアイへ移住するなら…の心意気をここだけの話として、面白おかしく、でも真剣に話してくれている。
 イグアス移住地を知りたい人、パラグアイ移住を考える人には必聴のラジオである。
 なお、あっという間の1時間17分となるかと思うが、澤村さんが話し上手なのもそのはずで、彼はもともと劇団1980の団員さんであり、俳優さんであるのだ。そんな澤村さんの私生活も含めたぶっちゃけトーク!ぜひぜひお楽しみ下さい。

それでは、以下のリンクをクリックしてお聴きください。
http://brasil-ya.com/radio/20131002.mp3


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