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(最終更新日 : 2015/02/02)
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- Vol.178「Casa BAHIAのサ
ミュエル氏から手ほどきを受けた日本人」斎
藤美恵さん
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田 曠曉さん
Vol.178「Casa BAHIAのサミュエル氏から手ほどきを受けた日本人」斎藤美恵さん
Vol.178「Casa BAHIAのサミュエル氏から手ほどきを受けた日本人」斎藤美恵さん (2014/12/16)
放送:2014年10月22日(水)ブラジル時間 10:59~14:23(3:24) 日本時間 21:59~01:23(3:24)、ダウンロードはゲスコーナのみの2時間01分59秒です。
出演:斎藤美恵さん(82、茨城県出身)、細川多美子、砂古純子、大久保純子
このインタビューはビラ・マリアナにある郷土民謡協会でさせて頂いた。斎藤さんは1932年12月1日、「はわい丸」で父親の榎本(斉藤さんの旧姓)忠次郎さんと、母親の「さく」さんとわずか1歳数か月で茨城県久慈郡里美村からブラジルへやって来られた。
幼い頃、ブラジルの田舎で過ごした時の話は貴重だ。多くの農業移民が夜逃げや契約を終えて植民地を出る時、普通はサンパウロなど都会へと向かう人が多い中、斎藤さんのお父さんはもっと田舎へと行ったと言う。そこでは電気も何もない生活。子供だった美恵さんが学校帰りにケイシャーダ(queixadaヘソイノシシ)と呼ばれる歯をカシャカシャ鳴らすイノシシの群れに襲われた話や汽車を見て倒れてしまった話は圧巻だ。思わず笑ってしまった話だが、よくよく考えると、人工的な乗り物も何も見た事もない生活をしていた子どもがいきなり大きな汽車を見たら、それは驚くに違いなかろう。本来はあるべくはずもなく、想像したこともないものなのだから。インディアンなどの反応も同じなのかも知れないと思ってしまった。
また、美恵さんは現在、悠々自適な生活をなさっていらっしゃるが、その富を築いたのは紛れもなく、小さな店から頑張った美恵さん自身の力である。だが、そこでの師匠はなんとポーランドから移民してきたカーザ・バイア(Casa BAHIAというブラジルの電気家具の大型量販店)の創設者・サミュエル・クライン(Samuel Klein)だったと言う。まだ、サミュエル氏が馬車で行商を行っていた頃、美恵さんの雑貨店から馬に食べさせる草を貰いながら、商売の手ほどきを語ったという。思わず「金持ち父さん、貧乏父さん」(ロバート キヨサキ著)の話を思い出したが、実にサミュエル氏もポーランド系ユダヤ人である。
素直な気持ちで父親の言う事、サミュエル氏の言う事を聞き、実践してきた美恵さんだからこそ今の生活があるのだろう。民謡も年下でも恩師である北原民江先生(Vol.137「民謡、三味線、お箏を伝えて」(
http://www.100nen.com.br/ja/radio/000207/20101230007001.cfm
)に感謝し、民謡協会を全面的に会長として支えている。聞き出すと、あっという間の2時間です。大変貴重で面白いお話なので、ぜひ、お聞き下さい。
それでは、以下のリンクをクリックしてお聴きください。
http://brasil-ya.com/radio/20141022.mp3
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